- 古文の現代語訳教えてください
1 :A[]:2012/06/02(土) 20:54:09.53 ID:V3fPvhqv - 本文は、
三郎殿、これをみて申されけるは、としてけたる人にて ましませば、申なり、もし、まわうのすむ山、しらせ給ひ て候かと、申されければ やゝありて申ける、わかさの國、からかけ山をば、たづ ねて御らん候やらん、此山にこそ、まわうの物、すみ候なり、 いらずがたに、かへらずがみねとて、おそろしきなの ある所とぞ、申ける 三郎殿、これをきゝて、あまりのうれしさに、しろきこそ でを、ぬぎてたびけり さて、あにの人々のまへに、まいりて、此よしを、申給へば、 をのをの、よろこびをなして、わかさの國へぞ、 むかわれける 訳は 三郎殿が彼をみて申し上げたのは、「年をとっている人なら言ってくれるだろう、もしかして魔王の住む山についてお知りではございませんか」と申し上げたら、少し経って申し上げた。 「わかさの國の鞍掛山に尋ねてみて御覧になってはどうでしょうか。この山にこそ、魔王のものが住んでいるところのようです。」と、申し上げた。 三郎どの、これをきいて、あまりの嬉しさに、白い小袖を脱いで翁にお与えになった。そしてあにの人々の前に参って、この理由を申し上げると、みなさんが喜びなさって、わかさの國に向かわれました。 と、訳したのですが、最初の部分の 三郎殿、これをみて申されけるは、としてけたる人にて ましませば、申なり、 という所が凄く曖昧です。 としたけたる人にて の「にて」をどう訳せばいいですか? ましませば は、 いらっしゃる、おいでになるという 意味がありますがそちらを使う方が正しいですか?ですが、 そうなると ましませば の 「ば」が反実仮想になるのかと・・・ 申なりは他では、 申すなり 申される など、送り仮名に サ行が入ってるのですが何故ここでははいっていないのですか? 分かる人いたら教えてください
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