トップページ > 古文・漢文 > 2011年05月05日 > LQjn8+sN

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名無氏物語
お前ら、漢文をどうやって声に出してる?

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お前ら、漢文をどうやって声に出してる?
171 :名無氏物語[sage]:2011/05/05(木) 22:45:46.76 ID:LQjn8+sN
音読の是非は他の人に任せるとして、訓読を学ぶ意義は大きいと言いたい。
訓読を学ぶ意義は、固い表現を学ぶのに良いのだよ。

「〜するなかれ」「〜すべからず」「〜せざるを得ない/得ず」「〜する(こと)あたわず」
「すべからく〜すべし」「なかんづく」等々、

漢文訓読体から派生した文章語は多く、「言文一致体」が定着した現代でも
読書していて出会うことは多い。明治〜戦前の文章ともなると非常に多い。

でも今の中高生がそういう文(漢文ではなく近代の日本語)をぱっと見て理解できるだろうか。
現代文でも漢文訓読体から借用された言い回しを多用する固い文章があるが、読んでわかるだろうか。
ここに来るようなお利口さんの中高生は別として、大多数は「イミフ」「日本語でおk」のような
反応をするだろう。彼らをバカだゆとりだと片付けて良いものか。大人がそういう環境を作っているのだ。

ラノベやケータイ小説が彼らの話す口調に合わせて軽い文体を売り物にし、
純文学もそれに近づけようとどんどん軟化している今、「趣味は読書」と言う若者が
戦前の文学も理解できない、なんてことは珍しくないのだ。

ある大学の法学部の先生は「法律を学ぶならアタワズは知っておいてほしい」と会議で言い、
その学部の入試問題には漢文が復活した。固い日本語は生活にも必要なのだ。

漢文訓読を通じて近現代の固い日本語への理解を深め、固い文章に接して漢文訓読の重要性を
確認し、漢文の世界への関心を深める。漢文以外の日本語の文章も連携することで、
より豊かな国語生活が送れると思う。


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