- 【勝手に】感じで漢詩【解釈】3
103 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI []:2011/02/20(日) 19:57:50.74 ID:ByGnBAxo - こんばんはですよ
もう雨水だと言うのにまだまだ寒いですよ 早く春一番が吹かねーかと思いますねえ >>102 勉強だなんてとんでもねーです 楽しんで頂けたなら嬉しいですよ あ、さてさて 先週お休みを頂いて我愛羅の所でお泊まりして来ました いやいや、話には聞いていましたが本当に雪が深いのですね、越後湯沢のあの辺は 大雪で難儀して居られる方々もお有りだとは知っていますが、滅多に雪が降らない 所で暮らしている者にとっては、身の丈よりも深く積もった雪や軒から下がる氷柱など、 それはもう夢の世界なのですよ 殊に我々日本酒好きにはとても嬉しい事があります それは、ロックグラスにキュッと握り固めた雪の玉を入れ、そこに酒を注ぐ雪割り酒や その変形で、まぁるく固めた雪に10センチばかり折り取った氷柱を数本指したものに 酒を注ぐ「鬼ころし」が楽しめること これは本物のフワフワ雪で無ければ全然美味くねーのです あああ、自分が酒飲みで良かったー、としみじみ思いましたよ 自分の楽しみだけでなく、酒は友達の憂さを晴らす手伝いもしてくれますしね そんな詩を今日はお届けしますよ
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- 【勝手に】感じで漢詩【解釈】3
104 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI []:2011/02/20(日) 19:59:36.34 ID:ByGnBAxo - 『酌酒與裴迪』 by王維
酒を酌(く)んで君に與(あた)う 君 自ら寛(ゆる)うせよ 人情の翻覆(はんぷく) 波瀾(はらん)に似たり 白首の相知(そうち) 猶(なお)剣を按じ 朱門の先達 弾冠(だんかん)を笑う 草色 全く細雨を経て湿(うる)おい 花枝 動かんと欲して春風寒し 世事(せじ)浮雲(ふうん) 何ぞ問うに足らん 如かず 高臥し且つ餐(さん)を加えんには
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- 【勝手に】感じで漢詩【解釈】3
105 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI []:2011/02/20(日) 20:00:14.60 ID:ByGnBAxo - こんな感じでどうでしょう
さあ 一杯やろう 気楽にくつろいでくれ 他人の気持ちがころころ変わるのは 寄せては返す波のようなもの 古馴染みの友同士さえ 裏切りの刀を何時抜こうかと謀っているし 先んじて出世した者達は 胸算用して冠の埃を払う連中を嗤ってる 雑草は ほんの僅かな雨さえ養分にしているのに 枝いっぱいの花のつぼみは 冷たい春風に縮こまったまま でもね 世の中のことは浮き雲みたいに移り変わる 悩むことなんて要らない そう 何にも気にせず 飯食ってりゃいい
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