トップページ > 古文・漢文 > 2011年01月22日 > RYabeLxh

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ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
【勝手に】感じで漢詩【解釈】3

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【勝手に】感じで漢詩【解釈】3
87 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI []:2011/01/22(土) 20:54:05 ID:RYabeLxh
こんばんはですよ
冬の夜空は美しいですが、夜明け前もなかなか美しいですよ
殊にこの数日は西の空の有明の月が見事でした
が、夜明け前と言えばやはり金星は外せませんね
まだ空が白みかける前の東の空に、くっきりはっきり輝いて
それはそれは美しいものですよ

今日は、そんな夜明けの空の描写から始まる詩をお届けしますよ
【勝手に】感じで漢詩【解釈】3
88 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI []:2011/01/22(土) 20:54:39 ID:RYabeLxh
  『早朝』  by王維

皎潔として 明星高く
蒼茫として 遠天 曙なり
槐霧(かいむ) 暗くして開かず
城鴉 鳴きて稍(ようや)く去る
始めて聞く 高閣の声
更衣の処を弁ずる莫し
銀燭 已に行を成し
金門 *趨馭(すうぎょ)儼(げん)たり

*趨馭の趨は走にょうではなく、馬偏が正しいです
【勝手に】感じで漢詩【解釈】3
89 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI []:2011/01/22(土) 20:56:49 ID:RYabeLxh
これは朝廷へ出勤する官僚の姿をうたった詩だそうですよ


天高く 明けの明星が清らかに輝く頃
暗い夜空の彼方で 夜明けが始まる
槐の木を覆う霧は まだ深く立ち込めているが
城のカラス共は 朝の一啼きをして だんだん飛び立って行く
やっと 建物の辺りで人のざわめきが聞こえ始めたが
まごついて 休憩所が何処なのやら 聞くことすら出来ない
もうとっくに 銀の燭台を持ち 列をなしている人々すらいるのに
金馬門の周辺は 御供の騎士を従えた厳めしい馬車ばかり


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