トップページ > 古文・漢文 > 2010年10月24日 > 3LKbFw9L

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ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
【勝手に】感じで漢詩【解釈】3

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【勝手に】感じで漢詩【解釈】3
24 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI []:2010/10/24(日) 20:16:23 ID:3LKbFw9L
こんばんはですよ
どうしてでしょうねえ、秋は何かいろいろ物思いに耽ってしまいますよ
  跡もなき 庭の浅茅に結ぼほれ 露の底なる松虫の声(式子内親王) とか
  あだに散る 露の枕にふし詫びて うづら鳴くなり 床の山風(藤原俊成娘) とか
ついつい我が身に準えてしまいますねえ

さて、露は冷たき世間から生まれるのでしょうか
それとも、自分の揺らぐ心から生まれるのでしょうか
しばし みんなで旅人になりましょうか
【勝手に】感じで漢詩【解釈】3
25 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI []:2010/10/24(日) 20:16:40 ID:3LKbFw9L
  『西山』  by常建

一身 軽舟と為る
落日 西山の際
常に 去帆(きょはん)の影に随い
遠く 長天の勢いに接す
物象(ぶっしょう) 余清(よせい)に帰し
林巒(りんらん) 夕麗(せきれい)を分かつ
亭々として 碧流暗く
日 入りて 孤霞(こか)継ぐ
洲渚(しゅうしょ) 遠く陰映し
湖雲 尚お明霽(めいせい)なり
林 昏(くら)くして 楚色来たり
岸 遠くして 荊門(けいもん)閉ず
夜に至りて 転(うた)た清迥(せいけい)
蕭々として 北風 氏iはげ)し
沙辺(さへん) 雁鷺(がんろ)泊し
宿処 蒹葭(けんか)蔽(おお)う
円月 前浦に逗(とど)まり
孤琴(こきん) 又 揺曳(ようえい)す
冷然として 夜 遂に深く
白露 人の袂を沾(うる)おす
【勝手に】感じで漢詩【解釈】3
26 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI []:2010/10/24(日) 20:17:33 ID:3LKbFw9L
はい、お訳束ですw


小舟のような旅暮らし
(今日も早や) 陽は西山に落ちかかる
いつも この舟を見守るかのように聳え
その姿は 天に届きそうだ
何もかもが 秋の清々しさに包まれる中
山麓は夕映えに染まる
長江は青く 暗く 遙か彼方へ流れ行き
日が落ちた後には 朱色を映した一片の雲
遠くの中洲や渚は 仄かに明るく
湖上の雲も まだくっきりと見えている
(やがて 残光は消え) 林は 闇と寂しさに包まれ
ずっと向こうの荊門も 閉ざされてしまった
夜になると いっそう気温が下がり
冷たい北風が 身に凍みる
岸の砂地の巣の中で 雁や鷺が眠っている
私は 葦の茂みの中に宿りしよう
まん丸な月が 目の前の入り江を静かに照らしている
そこへ 漣に煌めく月影に合わせるように
哀調を帯びた琴の音が響く
冷え冷えと更け行く夜
私の袖は 露でしとどに濡れていた
【勝手に】感じで漢詩【解釈】3
27 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI []:2010/10/24(日) 20:18:30 ID:3LKbFw9L
ところで、この板の方々は奥床しい方ばかりとみえ、(素敵だなあ(≧∇≦)b )と憧れていた、
美しい言葉を語り継ぐ素晴らしい幾つかのスレは未だ復活していません
大変勿体なく、残念に思い、過去ログを持たぬ私は露ならぬ涙で袖を濡らしていますよ


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