- 【研ぎ/研磨/砥石/sharpening】 57ストローク目
811 :778[sage]:2020/06/26(金) 05:50:41.10 ID:Xa3btQ4Q - >>806
鋼材は炭素を4%強まで含有できるので炭素系砥粒で研削した際に炭素を吸収して変色するのかと。 知ったか風味で悪いけど、詳しい説明はwiki見て考察してくださいな。 研磨剤wiki ページで "ダイヤモンドと炭化ケイ素とは、鉄と鋼の研削研磨には向かないという化学的な宿命がある。"で検索。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A0%94%E7%A3%A8%E6%9D%90 鋼材の炭素含有については銑鉄wikiをどうぞ。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%91%E9%89%84 刃物用鋼材は多岐にわたるので、全てがwikiの講釈が当てはまるとは限らないという事も念頭に置いてください。 例としては刃物用鋼材として炭素を全く含まないH1なんてものもあるという事。
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- 【研ぎ/研磨/砥石/sharpening】 57ストローク目
812 :778[sage]:2020/06/26(金) 06:02:46.48 ID:Xa3btQ4Q - >>806
連投になるが もともと適切な炭素含有量に設計された鋼材から作り出された刃物が磨剤の炭素を吸収するという事は少なからず鋼材の性質が設計意図から外れるという事かと。 ひらたく言えば、硬度の変化云々よりも、研いだ面の掛かりが変化するため切れ味も変化するという事だね。 炭素が増えて掛かりが荒れれば切れ味は良くなったりする可能性もある。
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- 【研ぎ/研磨/砥石/sharpening】 57ストローク目
813 :778[sage]:2020/06/26(金) 06:15:57.28 ID:Xa3btQ4Q - >>784
おっしゃる通り。 床屋が革砥でシャシャっと擦るのは刃の掛かりを丸めるために摺っている。 顔剃りするのに刃の掛かりがたっていると皮膚の上を刃が滑らず皮膚が切れてしまうからね。 包丁やナイフは掛かりを丸める必要はない=革砥は要らない。
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815 :778[sage]:2020/06/26(金) 06:32:51.03 ID:Xa3btQ4Q - >>814
ステンレスにも刃物用鋼材は沢山あるし殆どの刃物用ステンレスは炭素を含んでいる。 話は変わるが、 先ほどの掛かりを丸める革砥の話とは違うが、 永切れの手段としてコバを丸める(蛤)ために硬質ゴムにサンドペーパーを張ったり磨剤を塗布したりしてゴムの沈み込みを利用して研ぐなんて事をしている人もいますね。 わたしの場合、研ぎのストロークを伸ばすと自然と蛤になるのでゴムは必要ない(笑)
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