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610 :名前なカッター(ノ∀`)[sage]:2020/03/19(木) 22:57:43.21 ID:W7AIJhE4 - >>606
> (裏も研ぐ宗派の人なら気にする必要はないが) あー、ハサミの裏を研ぐのは、べつに宗教とかではないから。。。 大多数の人にとっては、異世界技術とかロストテクノロジーの類なのでしょうけど、 うちにあるハサミは100パー裏が研いであり、あたりまえのことになっております。 どうやら、ハサミの裏を研ぐことの素晴らしさや真実を、そろそろお伝えしなければならないようですね。 まずは、家にあるハサミの切れ味の度合いをお見せするため、薄切り大会を行うことにいたしましょう。
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611 :名前なカッター(ノ∀`)[sage]:2020/03/19(木) 23:06:19.42 ID:W7AIJhE4 - 薄切りオリンピック(予選)
出場資格:事務用ハサミ、または同等の大きさのハサミに限る 競技ルール: 普通のティッシュペーパー(厚さ0.09ミリ)に10カ所切れ込みを入れ、 切れずに挟まったら0点。全部スパッと切れたら10x10点。 ↓ ペナント 98点 1カ所、切り口が荒れてしまい減点です https://i.imgur.com/BFPBGZm.jpg >>521以来、何度か登場しております フィットカーブ・1号・・・・予選敗退 https://i.imgur.com/0ZTf1a8.jpg フィットカーブ・2号 100点 https://i.imgur.com/UlDwDrr.jpg フィットカーブプレミア 100点 >>540以来です https://i.imgur.com/s2irIVI.jpg 理容鋏 イタリア製 1960年代 90点 じつは>>571で登場しています https://i.imgur.com/Luw8NB2.jpg 根元の方で切ろうとして、1回失敗 理容鋏 真天1980年代 100点 https://i.imgur.com/Q6f0PXl.jpg あー、あくまでもこれは布教活動ではありませんから、 競技のために直前に研ぎ直した、ということは断じてありません。 公平を期すため、ありのままの状態で競技に参加しております。 なお刻んだティッシュは、スタッフがおいしく使いました、、、
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612 :名前なカッター(ノ∀`)[sage]:2020/03/19(木) 23:13:10.86 ID:W7AIJhE4 - 反省会
今回、予選敗退したのはフットカーブ1号だけでした 同じ型番の2号が100点で予選通過したのとは対照的です。 両者の主な違いは、使用期間の違いによる摩耗の度合いです 1号は刃裏が摩耗してカマボコになってると思われ、素人研ぎ技術では直すのは難しい。 使い込んだ鋏では、裏スキの有無が切れ味に直結することが、実戦で証明された形になりました。
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613 :名前なカッター(ノ∀`)[sage]:2020/03/19(木) 23:18:14.26 ID:W7AIJhE4 - >>609
詳しそうな人が来て良かった。 INOXなら私にも分かります。いーなINOX ではなくて、フランス語の in-oxyd-able = 錆びない の意味で、ステンレスと同義です。 ヨーロッパには、INOXという刃物メーカーがある。と昔は思ってたのはここだけの秘密です
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614 :名前なカッター(ノ∀`)[sage]:2020/03/19(木) 23:37:23.56 ID:W7AIJhE4 - 薄切りオリンピック(本番)
競技ルール: ビニール袋(厚さ0.02ミリ)の短冊(幅4センチぐらい)をぶら下げ 空中で10回切る方法で行います。全部スパッと切れたら10x10点。 ↓ 金----- 100点 理容鋏 真天 100点 フィットカーブ・プレミア 100点 理容鋏 イタリア https://i.imgur.com/7V0oVUa.jpg 刃先の裏がまぶしく光っている部分が刃裏を研いだ部分です 銀----- 60点 ペナント 銅----- 40点 フィットカーブ・2号 https://i.imgur.com/89BUBoE.jpg
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615 :名前なカッター(ノ∀`)[sage]:2020/03/19(木) 23:42:04.17 ID:W7AIJhE4 - 反省会
上位3つが同点になったが、理容鋏・真天の切れ味が特に良かった。 イタリア鋏は反りが特大で、シュッシュッとわずかに音がするが、 真天は同じ理容鋏でも反りが小さく、刃が擦れる音は無音。 チンチンとハンドルが小気味よく当たる音だけして、ビニールの切れ端がヒラヒラ落ちる様は、凄まじい・・・かも。 そんな2本の理容鋏も、刃裏を研ぐ前は、 髪の毛(0.08ミリぐらい)も挟まって、まともに切れない状態だったのです。 もしかするとカンナと同じで、「形は大まかに作ってあるから、刃は自分で付けてね」 という状態で売ってたのかもしれません。 フィットカーブ・プレミアは、腰ウラの仕上げが粗く、ゴリゴリ音がして動きも重いのが難。こればっかりはどうしようもない。 ペナントは無理な使い方をして刃先が摩耗してたようで、本来は100点の実力を持っていたはずなのに。 ちなみに裏を研がない場合は、こんな感じです。 https://assets.media-platform.com/lifehacker/dist/images/2016/02/160224_lht_zwsissors2.jpg 裏スキが無いハサミは、薄い物を切るのが苦手であると、改めて証明され、 反りが小さい鋏でも、刃(裏)がなめらかで鋭利な状態なら、薄いものが良く切れる ということが実戦で証明された形になりました。
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