- 【研ぎ/研磨/砥石/sharpening】 50ストローク目
2 :名前なカッター(ノ∀`)[]:2018/06/14(木) 09:32:54.25 ID:DXcerwUd - いろいろやった結論だけど
包丁を切れるように研ぐには、小刃を付けるときに、刃角を一定に保つことが 最大にして唯一のポイント。(三徳・洋包丁等) 砥石の上で刃角を一定に保ちながら、 前後に動かすというのが難しいから、みんな上手く研げないわけ。 (刃を前後に動かすとどうしても角度が変わって、一定にならない) で、どうすればいいのかっていう話なんだけど、 とにかく、砥石の上で刃角を一定に保ちながら動かす練習をするしかないわけ。 別に研ぎの専門家でもなければ、研ぎの職人でもない一般人が、 たかが包丁を切れるように研ぐっていうだけで そんな職人技を身につけなければならないわけ。 アホかとw 包丁なんてのは食材をカットするための道具であって、そのカットも料理の工程のごく一部でしかないわけ。 じゃあ、素人には刃物は研げないのか?っていうと、そんなことはなくて 刃の角度を一定に保ちながら研げるアイテムがあるわけで、 それを使えば、いとも簡単に産毛が剃れる上に、耐久性も凄い刃が付くわけ。 代表的なのは、トゲールとかトグリップとか100円ショップで買える、刃にはめて角度を一定にする商品だね。 そのアイテム無しで、砥石の上で刃角を一定に保ちながら動かせるというのは 確かに凄い達人技かもしれないし、修行に何年もかかるかもしれないけど、 その数百円のアイテムがあれば、誰でもカンタンに再現できる簡単なコトなんだよね 実はたいしたことねーのなw http://youtu.be/dBHVX3rsTjM http://youtu.be/hoS0eiMTlTc
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3 :名前なカッター(ノ∀`)[]:2018/06/14(木) 09:33:26.66 ID:DXcerwUd - うーんとね
刃物研ぎの難しさ、ってのは砥石の扱いにくさでもあるわけ。 一昔前だと、一般砥石といえばキングデラックスで、 まあ詳細は端折るけど、コイツがものすげーめんどくせー砥石なわけよ。 でも昔はそのめんどくせー砥石しか無かったから 刃物研ぎってのは、難しいって言われてたのね。 そんな時代がそれこそ昭和の初期からつい最近まで続いてたわけよ 情報といえば紙媒体がメインで、 お前らには想像もつかないだろうけどインターネットなんて無かった時代よ。 ところが今はシャプトンが出ちゃって、 キンデラなんか見たことも無い連中が 「砥石といえば黒幕」 とか言い出しちゃって、キンデラ世代には面白くないわけよ。 この黒幕が優秀で、とにかく水をチャっとかけて刃物をコスる。それだけ それだけで嘘のように見る見る削れていくのがわかる。 初めて研ぎをやった人でも、割と簡単に研げて刃が付く。 100年かけて蓄積した知恵と技術が、一瞬でゴミになったわけよ これが昭和世代のオッサンには面白くない そんな歴史があって、「まずキンデラからはじめろ」みたいなわけのわからないことを言い出す人まで居る始末 更にシャプトン+トゲールが正に反則で、 100年を一瞬でひっくり返しちゃった。
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- 【研ぎ/研磨/砥石/sharpening】 50ストローク目
4 :名前なカッター(ノ∀`)[]:2018/06/14(木) 09:40:07.84 ID:DXcerwUd - 突然だけど、俺、切れるだけの研ぎは卒業します。
何か、冷めたっていうか、もういいやって感じ。 キングやシャプトンから始まり、切れ味を求めて奥殿巣板や中山マルカ、 ウルトラハードアーカンソーなんかにもいくばくかの人生と何十万もの お金を費したけどにも、今、目の前にある、この自作した白い研磨板は、 材料代は数千円で、ものの十分も研げば髪の毛ささがき程度なら簡単に できてしまうようになる。いままでの苦労は何だったんだろうなぁと、 情熱を注いで研ぐ事が虚しくなってしまった。ホームセンターで買った ステンレスの三得包丁だろうが青紙の菖蒲だろうが鉋刃だろうが、全部 同じく切れる刃を得る事ができた。髪の毛を空中で薄く輪切りにしなが ら、ふと気づいた。この感触は、ダイヤモンドマイクロトームと同じだ。 24cm以上もの刃の長さのマイクロトーム、なんておっかない。 かといって日本刀の様な化粧研ぎは俺の性に合わない。 いままで色々書き込みを見てて勉強になった。みんな、ありがとうな。 名無しさん達も、検証家さんも剣さんも、色々素晴らしい書き込みを ありがとう。 俺的な結論:#2,000 の中砥で形を作り終ったら、ひたすら #30,000 まで下目を消し続け、仕上げに多孔質プラスチックにシリコンウエハ 研磨用テクニカルアルミナスラリーを一滴載せて10〜30分も研げば、 それでおしまい。マルカで半日研ぎ続けたような切れ味なら10分程で 済むなんて…。目標を失って空虚です。もう精進するのに疲れました。 では、ご縁がありましたら、また、いつかどこかで。
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