- 柘植ナイフについてこの野郎とばかりに語る 7
548 :キューティー久慶 ◆lWdJrPGV92 []:2014/02/26(水) 22:39:15.71 ID:WYvnS8SA - >>88同志
ジムニーは現行型も前々期型も著しく優れたオフ・ロード車で、 特に現行型等は、全くもって文句の着けようの無い走破性を 有しているが、最大の欠点はその走破性と相反する車重の軽さで、 トラックはおろか、2Lクラスの乗用車ですら牽引して レスキューすることは困難である。 頑強な牽引フックを持っていないのは、牽引力の低さを暗に臭わせているw 自分だけが九死に一生、ならば心強い相棒たりえるだろうが、 人助けが出来ないのが激しく残念である。
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549 :キューティー久慶 ◆lWdJrPGV92 [sage]:2014/02/26(水) 22:50:11.47 ID:WYvnS8SA - 九死に一生といえば、
先日、久しぶりに柘植ASが大活躍したので、ご報告しておこう。 ご承知の通りの大雪による「雪害」で (ここ長野県の地方行政は災害救助法を申請した) 散々な目にあったのはご承知の通りであるが、 ここ数日の温暖な気温によって、雪解けによる被害を蒙った。 かねてから、社屋の北側の軒下にある雨樋が脆弱なのは 問題視されていたが、この豪雪+雪解け+夜間は氷点下−10℃超え、 の日々に、ついにツララは1.5mにも達し、 重さで雨樋は破壊寸前となってしまった。 よくある、茶色の雨樋が壊れて金具ごと落下するくらいであれば 放置プレイしかないが、雨樋固定金具が釘打ってある軒下の 板がめくれ下がっている状態であるため、 やむなく脚立でアプローチしてツララ及び雪庇ならぬ氷庇を 撤去するハメになってしまった。
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550 :キューティー久慶 ◆lWdJrPGV92 [sage]:2014/02/26(水) 23:06:47.07 ID:WYvnS8SA - 一階建ての倉庫程度の屋根なので大して高さは無いが、
積もった雪及び、すでに落下した雫+氷で大変足場は悪く、 脚立の安定もおぼつかない中での3.5m程の脚立上では、 道具を多く携帯することもできなければ、片手での作業が 主となるのは言うまでも無い。 さらに、凍って閉塞した雨樋をカールして形成された、 分厚い氷を片手で除去するにはナイフしかない。 最初は、過去に述べたカーショウブーツナイフを手に 軽装で臨んだものの、滴り落ちる雫、振り下ろすナイフによる 氷の飛沫が顔・シャつまり顔面に降りかかる、 さらには砕き加減に関係なく、不意に100cm×50cm×15cmはあろうかという 氷塊がまとまって落下するわ、 厚手のグローブを装着して幾度にも渡るナイフを刺突し、 氷を破砕する作業にはブーツナイフは細すぎ、ホールドが悪かった。
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551 :キューティー久慶 ◆lWdJrPGV92 [sage]:2014/02/26(水) 23:21:29.77 ID:WYvnS8SA - もはやこれまで、
と、一度装備を建て直し、 デルタフォース・スタイルのスケボーヘルメットにゴーグル、 腰に柘植ASを装着して再び作業に向かう。 やはりダブルヒルトのホールド感は素晴らしく、 厚手の防水グローブでも手が疲れることは無い。 ある程度除去したところで、別の場所の 渡り廊下天井の塩ビ波板の上に覆う、雪氷を除去することとした、 10cmの厚みはあろうかという氷に覆われた屋根は 1m×2mはあろうかという巨大な板状の氷となっていた。 ここでは切っ先による刺突では勢いあまって 塩ビ波板に穴を開けてしまうし、かといって他の道具で 適したものを持って上がるのも面倒である。 柘植ASの「QT印ストライクナット」で打撃してみると、 面白いように分厚い板状の氷が割れたのであるw おかげでひょいひょいと雪下ろし作業を終えようとしたころ、 異様な音を聞いて顔を上げると、 先ほどツララと雨樋の氷を撤去していた場所が、 轟音と共に屋根からの大量の落雪が、 ナダレのごとく降り注いだのであるw
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552 :キューティー久慶 ◆lWdJrPGV92 [sage]:2014/02/26(水) 23:34:42.97 ID:WYvnS8SA - ただの落雪であれば、「気つけないと怪我するで」で
済むかもしれないが、この地方の家屋では、 さほど豪雪ではないといえ、一応、屋根に「雪止め」と 言われる、屋根に降り積もった雪が一度に滑り落ちないように金具が設けられている。 社屋は比較的古い倉庫様式であるため、 ただの鉄製L型アングルが設置されているが、 そのL型アングルが折れ曲がり、大量の氷雪と共に幅5mに渡り一気に崩落したw あまりの衝撃に、社屋内にあった 壁掛け時計が落下して、破損し、ガラスが飛び散ったが、 怪我人が出なくて幸いであった。 さらには、その崩落のあった場所で少し前まで作業をしていた私が 氷雪及び4mm厚L型アングルの直撃を受けなくて幸いであったw 一応、実在するかどうか判らないが、 神に感謝せねばならないのは言うまでも無い。
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