- 懲戒処分の事実司法書士原田主税非弁提携非司行為 [無断転載禁止]©2ch.net
42 :しいたけお[]:2017/06/23(金) 11:36:26.67 ID:ZPmQz0PT - 安倍総理による加計学園の利益誘導疑惑問題で、「獣医師の数を増やせば、競争が激しくなり、安い給料でも獣医師が集まるだろう」と
言ってる人は、資格制度というものの意義を考えたことが無い人ですね。 まず、士業を既得権益と言っている人は、マスコミも含めて、資格試験が「競争試験」だということを全く知らない人が多い。 たとえば、司法試験でも不動産鑑定士試験でも何でもそうですが、試験問題の難易度は年によって変わります。 ですから、その資格者にふさわしい人材を選抜するのに、「絶対評価」で選抜することは不可能です。 そのため、ほぼすべての国家資格試験において、受験者の上位5%というように、「競争試験」で合格者を決めています。 この合格率については、特に政策的な要請が無い限り、毎年ほぼ一定です。 絶対評価ではなく競争試験であるため、受験母集団が劣化すると、合格率が毎年一定でも試験は易化してしまうのです。 合格者が増え、有資格者が増えれば、その資格ではなかなか食えなくなるため、優秀な受験生はその資格試験を受けなくなります。 だから、今、司法試験や不動産鑑定士試験など、多くの資格試験で受験母集団が劣化し、試験が年々易化しています。 合格者もバカばかりになってしまうということです。 これが、よく言われる質の劣化です。 医者なら、患者の命にかかわるため、バカが多いと大きな問題じゃないでしょうか。 弁護士だって、質が劣化しバカが多くなれば、国民の法的な権利を守れなくなる。 既得権益云々言う前に、高度な能力を持っていることが前提の資格なのですから、早慶、宮廷レベル以上の地頭の人間が欲しいのか、 それとも、マーチや駅弁レベル以下程度でも構わないのか? という議論の前提があってしかるべきなのです。 合格者が増えすぎれば、食えなくなって、それこそマーチやニッコマ、駅弁しか受けない試験になってしまいますから。 それで良いわけがないでしょう。
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