- アルフレッド・ヒッチコック総合II
691 :無名画座@リバイバル上映中[]:2018/12/16(日) 10:03:12.50 ID:JQZzXiAJ - このスレをざっと読んで、「めまい」に関するレスが非常に多い、
評価が十人十色と言うか、作品自体が多様な解釈が可能な作品だと いうことだと思う。 主人公の心の動きを追ういう視点で言うと、ヒッチの作品にはこの種の 作品はけっこう多いのでは? 「私は告白する」も一般には評価が高くないが、主役の神父の心の変化 と警察関係者の事件の観方の変化、状況が変わって行くなかで主役たちの 過去が徐々に明らかになって行く、その変化の描き方が面白かった。 同様な裁判劇の「パラダイン夫人の恋」より、展開が速く意表を突く 点が面白かった。 モンゴメリー・クリフトの演ずる神父の無表情の演技に感心した。 やはりこの人は良い役者だった。表情を変えずに、激昂しないで しかも心のうちは怒りや失望、不安が襲っているに違いない、それを 観客の共感を感じさせる演技は見事だ。
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