- 【ハイアムズ】カプリコン・1【ゴールドスミス】
555 :無名画座@リバイバル上映中[sage]:2018/08/16(木) 10:39:03.92 ID:/MjLfx9L - 「お笑いさ。屋根だとはな…………アハハハハ…………アハハハハハ…………
登ったぞ…………屋根だ…………アハハハハ…………アハハハハハ…………」 宇宙飛行士のピーター・ウィリス空軍中佐が、「屋根の上の猫」を言いながら、 長い時間をかけて登り、漸く登りついた崖には、 2機のヒューズOH-6A・カイユースが着陸して、待ち構えていたのだった……。 ズームアウトした時に、“ガン!”という音と共に「絶望の曲」が流れるのだが、 劇中で使用された曲とサントラ盤(LP)では、アレンジが異なっている。 サントラ盤(LP)では、ジョン・ウォーカー海軍中佐が、水を求めていた時に、 2機のOH-6Aに発見された時のパートと同じアレンジになっているのが残念だ。 そのシーンに限って見れば、崖の上で待ち構えていた2機のOH-6Aの、 正面と側面のウィンドーが、獲物にとどめの一撃を刺す雀蜂の目のように見えた。 非人間的かつ無機質な褐色の2機のOH-6Aは、ウィリスの台詞に被さるように、 「お前が来るのを待っていたのだ。ピーター・ウィリス空軍中佐」 「待っていたのだ」 と、無言で伝えかけて来たように感じる。
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