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名無しを整える。
鬼和尚の仏教勉強会 講読ゼミ

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鬼和尚の仏教勉強会 講読ゼミ
130 :名無しを整える。[sage]:2017/11/29(水) 08:11:36.90 ID:cExRYed4
ブッダのことば(スッタニパータ)
第3 大いなる章、12、二種の観察

【B】『神々と悪魔とともなる世界、道の人(沙門)・バラモン・神々・人間を含む諸々の生存者<これは安楽である>と考えたものを、諸々の聖者は<これは苦しみである>と如実に正しい智慧をもってよく観ずる』というのが、一つの観察[法]である。
『神々と悪魔とともなる世界、道の人・バラモン・神々・人間を含む諸々の生存者<これは苦しみである>と考えたものを、諸々の聖者は<これは安楽である>と如実に正しい智慧をもってよく観ずる』──これが第二の観察[法]である。【A】

759 有ると言われる限りの、色かたち、音声、味わい、香り、触れられるもの、考えられるものであって、好ましく愛すべく意に適うもの、──

760 それらは実に、神々並びに世人には「安楽」であると一般に認められている。また、それらが滅びる場合には、かれらはそれを「苦しみ」であると等しく認めている。

761 自己の身体(=個体)を断滅することが「安楽」である、と諸々の聖者は見る。(正しく)見る人々のこの(考え)は、一切の世間の人々と正反対である。

762 他の人々が「安楽」であると称するものを、諸々の聖者は「苦しみ」であると言う。他の人々が「苦しみ」であると称するものを、諸々の聖者は「安楽」であると知る。解し難き真理を見よ。無知なる人々はここに迷っている。

763 覆われた人々には闇がある。(正しく)見ない人々には暗黒がある。善良な人々には開顕される。あたかも見る人々に光明のあるようなものである。理法がなにであるかを知らない獣(のような愚人)は、(安らぎの)近くにあっても、それを知らない。

764 生存の貪欲にとらわれて、生存の流れにおし流され、悪魔の領土に入っている人々には、この真理は実に覚りがたい。

765 諸々の聖者以外には、そもそも誰がこの境地を覚り得るのであろうか。この境地を正しく知ったならば、煩悩の汚れのない者となって、まどかな平安に入るであろう。

 師(ブッダ)はこのように説かれた。修行僧たちは悦んで師の諸説を歓喜して迎えた。実にこの説明が述べられたときに、六十人の修行僧は執著がなくなって、心が汚れから解脱した。

[二種の観察]まとめの句

 真理(諦)と、生存の素因と、無名と、諸々の形成力と、第五に識別作用と、接触と、感受されるものと、妄執と、執著と、起動と、諸々の食と、動揺における震動と、物質的領域と、真理と苦とで、十六である。

<大いなる章>第三おわる

まとめの句

 出家と、つとめはげむことと、みごとに説かれたことと、スンダリカと、マーガと、サビヤと、セーラと、矢と、ヴァーセッタと、コーカーリヤと、ナーラカと、二種の観察と──

 これらの十二の経が「大いなる章」と言われる。

(´・(ェ)・`)つ
鬼和尚の仏教勉強会 講読ゼミ
131 :名無しを整える。[sage]:2017/11/29(水) 11:38:26.41 ID:cExRYed4
>>130
759.760.
凡夫が楽と感じる対象を六つに分ける。
眼耳鼻身体心で楽を感じる対象は色や形、音、香、味、接触、想い。自分が好きな、好ましいと感じる色や形、音、香、味、接触、想いがあると凡夫はそれを楽と感じる。
そして、それらの凡夫の楽しみをもたらす六つの対象がなくなると、凡夫は苦だと思う。自分が好きな、好ましいと感じるものがなくなると、悩み苦しむということ。
761.762.763.
凡夫と聖者の見方の違いが述べられている。具体的に身体が弱って、壊れて行く、老化し、病気になっていく過程を聖者は楽だと観るが、凡夫は悩み苦しみと感じる。
「この理解しがたい真理を見よ」と述べている。
人々には本来光明のような光を放っている。覆われた人は光を放たず、周りが見えない。このような光明を覆い隠しているものは、五蓋(貪欲、怒り、落ち込み・眠気、浮つき、疑惑)などの煩悩。
一方善良な人々は開かれていて、彼らの周りは明るく照らされていて、周りがよく見える。
覆われている人々の周りは暗いので、周りが見えない。たとえ近くに涅槃があっても見えない。
764.765
「凡夫が楽と言うものを聖者が苦と見、凡夫が苦と言うものを聖者は楽と見る」という真理ともとれるし、「二種の観察経」全体で述べられた真理、すなわち二種の観察によって、心の解脱あるいは智慧の解脱できるという真理と指すこともできる。
この真理は生存に執着し、欲望のままに生きていいる人々、悪魔の領域にいる人々には理解できない。
悪魔の領域とは輪廻の世界の意味。
この真理を覚れるもの、覚れる境地にいるものがは聖者であり、この境地を正しく知って、欲や怒りや無智などの煩悩を克服した方。聖者だけがこの真理を覚り、まどかな平安(涅槃)に入る。
しかし、聖者が出来たことを凡夫が出来ないはずはない。凡夫は聖者のような境地に立てばよい。

「二種の観察経」16テーマを復習。
1.四聖諦(苦集滅道)
2.生存の素因(生存の基礎)・・・ここでは渇愛としました。
3.無明
4.潜在的形成力(行)
5.識別作用(識)
6.接触(触)
7.感受(受)
8.妄執(渇愛)
9.執着
10.起動(勉励)・・・頑張ること
11.食料(食)
12.動揺
13.従属(依存)
14.物質的領域と非物質的領域(色界と無色界)
15.真理と虚妄(虚偽)
16.楽と苦

(´・(ェ)・`)つ
鬼和尚の仏教勉強会 講読ゼミ
133 :名無しを整える。[sage]:2017/11/29(水) 21:56:02.51 ID:cExRYed4
>>132
で、ありますね。
抑制せず、評価せず、ただひたすらありのままに観察でありますね。
できるだけいつも意識的にあるように心かけてるくまであります。
鬼和尚、いつもありがとうであります。
(´・(ェ)・`)つ


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