- 鬼和尚の仏教勉強会 悟りの真実 2 [無断転載禁止]©2ch.net
792 :名無しを整える。[sage]:2017/09/14(木) 18:18:05.72 ID:vJVFYYq4 - ブッダのことば(スッタニパータ)
第一 蛇の章3、犀(さい)の角 65 諸々の味を貪ることなく、えり好みすることなく、他人を養うことなく、戸ごとに食を乞い、家々に心をつなぐことなく、犀の角のようにただ独り歩め。 66 こころの五つの覆いを断ち切って、すべてに付随して起こる悪しき悩み(随煩悩)を除き去り、なにものかにかたよることなく、愛念の過ちを断ち切って、犀の角のようにただ独り歩め。 67 以前に経験した楽しみと苦しみを擲ち、また快さと憂いとを擲って、清らかな平静と安らいとを得て、犀の角のようにただ独り歩め。 68 最高の目的を達成するために努力策励し、こころが怯むことなく、行いに怠ることなく、堅固な活動をなし、体力と智力とを具え、犀の角のようにただ独り歩め。 69 独座と禅定を捨てることなく、諸々のことがらについて常に理法に従って行い、諸々の生存には患いのあることを確かに知って、犀の角のようにただ独り歩め。 70 妄執の消滅を求めて、怠らず、明敏であって、学ぶこと深く、こころをとどめ、理法を明らかに知り、自制し、努力して、犀の角のようにただ独り歩め。 71 音声に驚かない獅子のように、網にとらえられない風のように、水に汚されない蓮のように、犀の角のようにただ独り歩め。 72 歯牙強く獣どもの王である獅子が他の獣にうち勝ち制圧してふるまうように、辺地の坐臥に親しめ。犀の角のようにただ独り歩め。 73 慈しみと平静とあわれみと解脱と喜びとを時に応じて修め、世間すべてに背くことなく、犀の角のようにただ独り歩め。 74 貪欲と嫌悪と迷妄とを捨て、結び目を破り、命の失うのを恐れることなく、犀の角のようにただ独り歩め。 75 今の人々は自分の利益のために、交わりを結び、また他人に奉仕する。今日、利益をめざさない友は、得がたい。自分の利益のみを知る人間は、きたならしい。犀の角のようにただ独り歩め。 (´・(ェ)・`)つ
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793 :名無しを整える。[sage]:2017/09/14(木) 18:45:11.59 ID:vJVFYYq4 - >>792
66 「五つの覆い」の二通りの解釈。 (心の汚れの断ち切り方の違い) 1)伝統的理解 「五蓋:欲の思い・加害の思い・心の沈滞と眠気・心の高揚と悔恨・疑惑の思い」 これらが心にあると初禅(第一禅定)になることを妨げる。 初禅に入れば、五蓋と言われる心の汚れが除かれる。 ただし、五蓋がなくなっているのは禅定にいる時だけ。 2)心の五つの障碍を、五感からの汚れと見る。心の汚れはどのように現れるかを観察すると、五感が何かを感じたとき、心が汚れる。 だから、心を汚さないようにするために、五感からの刺激を、心の汚れの原因にしないこと。それは感覚を守ると言う。 感覚を、自己から切り離して、客観的に観察することで実現できる。ただ感覚があると観察できたとき、心は汚れない。 だそうであります。 (´・(ェ)・`)つ
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795 :名無しを整える。[sage]:2017/09/14(木) 22:37:56.93 ID:vJVFYYq4 - >>794
おーぉ! そうでありますね、その方が、前後の繋がりがよく、無理やり説明してる感がなくてすっきりするでありますね。 あと、>>786 に書いた29の解説でありますが、 >財産(牛)への執着を断ち切る。 ことと同じように、 >もっと生きたいという本能を拒否。 苦しみの原因である渇愛の克服 と言う説明に違和感を感じるのでありますが、違和感の理由は説明できないであります。 (´・(ェ)・`)つ
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