- 千葉県柏市 Part23
526 :名無しさん[]:2020/01/20(月) 22:33:32.06 ID:7ubCrSoJ - 柏のみどりちゃん事件
【事件概要】 1981年6月14日午後1時ごろ、千葉県柏市にある柏第三小学校の校庭西側「マラソンコース」で、同校6年の波多野みどりちゃん(11歳)の刺殺体が発見された。 まもなく市内に住む中学3年・A(当時14歳)が犯行を自供。 しかし翌年5月、少年院に入っていたAは突然犯行の否認を始める。 【みどりちゃん殺し】 1981年6月14日午後1時ごろ、千葉県柏市若葉町にある市立柏第三小学校の校庭西側「マラソンコース」で、同校6年の波多野みどりちゃん(11歳)の刺殺体が発見された。 みどりちゃんは右腕と右胸を刺されており、右手首には刃渡り10cmの果物ナイフが刺さったままとなっていた。 この日は日曜日で、みどりちゃんは朝から日本パブテスト柏教会の日曜学校に行っており、昼食をとるため一旦帰宅し、小学校の向う側に住む友達と教会の行事に行く予定だったため、12時55分頃に家を出た。 学校を訪れたのは、飼育係をしていたので小鳥をエサをやりに行っていたものと見られる。 遺留品のナイフは柏市内のスーパーなど10数店で10年ほど前から1本500円程度で千本前後売られており、柄にはニスが塗ってあり指紋は検出されなかった。 捜査本部は連日捜査員110人を動員、目撃証言などから、「リーゼント風の高校生2人」を有力容疑者とみて、似顔絵に基づき聞き込み捜査をしていたが難航していた。 27日になって、事件の1週間前に市内のスーパーで遺留品と同じ型のナイフを購入していたことや、「事件現場近くで見かけた」という証言から、市内の中学3年生・A(当時14歳)に任意出頭を求め、立ち合い人なしで事情聴取をしたところ、犯行を自供。 新聞の報道などによると、その動機について「姉と喧嘩してムシャクシャした」と供述していた。 凶器のナイフのサヤだけは自宅に持ちかえり、ゴミ箱に捨てていた。しかしそのゴミは2、3日後に母親が収集車に出していた。 その翌日、家宅捜索が行なわれたが、返り血を浴びた衣類は出てこなかった。 またAが右手にしていた包帯はルミノール検査の結果、何の反応も出なかった。当日に着ていた黒のトレーニングウエアについても同様である。 しかし7月6日、Aは殺人容疑で逮捕された。 自供によると、Aはみどりちゃんを刺した直後、東門から逃げ、あるスーパーで漫画の立ち読みした。その後自転車で自宅に戻る途中、以前ナイフを買った市内のスーパー「サンセット」にも寄った。 これは午後4時頃のことである。Aはこのスーパーで同級生の男女と会っている。同級生によると、Aは漫画本を立ち読みしており、後ろから目隠しすると、ゆっくり振向いて「なんだよぉ」と笑っており、普段と変わらない様子だったという。 その後、同級生は立ち去り、Aは漫画を最後まで読み終えると自宅に戻ったのだという。 8月10日、千葉家裁松戸支部は「凶器と同一のナイフが発見されたということは、その他の事由をあわせて考慮しても、非行事実の認定に合理的疑いを生ぜしめるものではない」としてAの少年院送致を決定、A側も抗告せずこの処分が確定した。
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