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509 ：☆[]：2017/05/29(月) 22:57:40.26 ID:Hc5YcxN3 - ５月２６日(金)朝日新聞東京版朝刊教育面・いま子どもたちは
三十一文字① 核なき世界 思いを歌に
(前略)
今は亡き被爆者の声聞きつつも結局僕らは何をしたのか。
芝浦工大柏中学校３年、鈴木理々華さん(１４)＝千葉県船橋市＝も、
戦後７０年のテレビの特番に触発された一人。
番組で「核兵器廃絶のため日本が役割を果たしていない」と憤っていた被爆者の男性は、
放送の時点で既に亡くなっていた。
「被爆者が少なくなっていくのに、便利な時代に生まれた自分たちが何もできなくて、
ふがいないな、と」。
同世代の若者をイメージして「僕ら」と表現した。
でも、戦後に生まれた全世代に広げても、何かをしたと言えるだろうか。
戦争に関心を持ったのは小学２年のころ、
学校の図書館で友達と見つけた一冊の本がきっかけだ。
東京大空襲の被害を描いたノンフィクション「ガラスのうさぎ」。
家で読んだら泣いてしまった。自分でも買い求め、何度も読み返した。
「機銃掃射」など、ふりがながあってもわからなかった言葉が理解できるようになり、
ぼんやりしていた戦火のイメージが徐々に鮮明になった。
(続く)
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510 ：☆[]：2017/05/29(月) 23:09:04.61 ID:Hc5YcxN3 - (>>509の続き)
小学５年で取り組んだ版画の題材も「東京大空襲」。
黒煙と、赤やオレンジ色の炎の中を母子が逃げ惑う構図だ。
ウサギや魚が登場するかわいい作品をつくる子が多い中、
担任の先生は「理々華ちゃんらしいね」とコメントを寄せてくれた。
今年４月の連休中、広島を初めて訪れた。小学生時代からの念願だった。
広島平和記念資料館では、被爆の実相を伝える衣類などの遺品や写真、
当時の市街地の模型など、隅々まで見て回った。
実物を目の前にするとむごさがじかに伝わり、「何も言えませんでした」。
資料館では、オバマ氏から贈られた折り鶴も見つけた。
「オバマさんが困難を乗り越えて来てくれたことは、
二度と過ちを犯さないための大切な一歩だと思う」。
いつか自分も、何かができるかも知れない。
核兵器禁止条約を呼びかける署名に名前を記し、資料館を出た。
(終り)
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芝浦工大柏中学校３年・鈴木理々華さん
http://www.asahi.fom/articles/photo/AS20170526000196.html
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511 ：☆[]：2017/05/29(月) 23:12:32.80 ID:Hc5YcxN3 - 芝浦工大柏中学校３年・鈴木理々華さん
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20170526000196.html
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