- 【老害糞爺婆】マナーの悪い老人6【死ね!】
256 :おさかなくわえた名無しさん[sage]:2013/11/22(金) 00:07:00.34 ID:bAZYs9r/ - お年寄りが大好きな俺が生まれて初めてクソババアと罵ってやりたくなったよ。
今日都内の某私鉄での出来事。 俺はギックリ腰で有休をとっていたが、仕事の納期の都合で今日はコルセットをつけて出勤していた。 車内で吊り革につかまるのはつらいから、ドア脇の壁に寄りかかってゲームをやってたんだ。 新宿に着くと後ろからジャケットのフードと髪の毛を引っ張られた。痛かったが、すぐに離されたから誰かが間違って触ったのかと思った。 振り返らずにカバンにゲームをしまうと、大学生くらいのでかい男が怒鳴ってきた。 「てめえよ、電車でゲームやるのは勝手だが、寄りかかるんじゃねえよ。椅子に座ってる人に迷惑だろうが」 ギックリ腰のため、背中を動かすのも痛い。ひょっとしたら自分の痛くない角度に調整するうちに、他人に迷惑がかかる姿勢になっていたのかもしれない。 それに30になる人間がゲームをやってるのもまあ恥ずかしい話なので素直に謝った。
|
- 【老害糞爺婆】マナーの悪い老人6【死ね!】
257 :256[sage]:2013/11/22(金) 00:13:17.28 ID:bAZYs9r/ - つづき。
初対面の人間に「てめえ」と口を利く人間もアレだが、そんな人間に言われても仕方のない迷惑行為をした自分を恥じ、開くドアから降りようとした。 するとさっきの男が低姿勢でおばあちゃんに笑いかけてた。 「どうしょうもないクズっすね」と。 おばあちゃんと男は笑いながら俺の前を改札に向けて歩いてた。 どうやら俺が迷惑をかけたのはおばあちゃんだったらしい。 ああ、そういえば俺はマナーの良さをいつも褒められていたのに、いつからこんなになってしまったのだろう。 ゲームは我慢すればいいし、背中が痛いのなど他人には関係ないのだからもっと配慮しておけば良かった。 一生懸命俺にマナーを教えてくれた両親に申し訳ない気持ちになった。 10秒ほどしたら、男とおばあちゃんが別れた。俺はおばあちゃんと同じ方向だったので、痛む背中をかばいつつおばあちゃんに声をかけた。
|
- 【老害糞爺婆】マナーの悪い老人6【死ね!】
258 :256[sage]:2013/11/22(金) 00:17:26.30 ID:bAZYs9r/ - 「先ほどは申し訳ございませんでした、配慮の足りない行為でご迷惑をおかけしてしまいました。私の背中と椅子でお体を挟んでしまったりしたのでしょうか?お怪我はございませんでしたか?」
「挟んでないよ」 おばあちゃんは冷たく言った。 お年寄りが大好きで、近所のお年寄りとも仲が良かった俺はとてつもないショックを受けた。 正義感が強いとはいえ、初対面の相手の背中を引っ張り「てめえ」などと呼ぶ人間に笑顔を向けるのに、俺には軽蔑の表情しか見せない。 そんなことをしでかしてしまったのだ。 自分が情けなく、恥ずかしくなった。 俺はもう一度謝った。
|
- 【老害糞爺婆】マナーの悪い老人6【死ね!】
259 :256[sage]:2013/11/22(金) 00:22:24.78 ID:bAZYs9r/ - 「本当に申し訳ございませんでした。言い訳になってしまいますが、背中を痛めているもので車内では寄りかからざるを得なかったとはいえ、もっと周囲に気を遣うべきでした。以後気をつけます」
言い訳をするのはずるいかもしれないけど、俺は別れる前におばあちゃんの笑顔を見たかったんだ… そうしないと7月に亡くしたおばあちゃんも悲しむような気がして。 おばあちゃんは「うるさいねえ」と俺を睨んだ。 行動のひとつひとつが胸に痛み、俺は後悔と反省を深めていた。 二度と車内でゲームはやめよう、ギックリ腰の時はなるべくタクシーにしよう。 「申し訳ございません」 そしておばあちゃんはこう言った。 「荷物どけろ」
|
- 【老害糞爺婆】マナーの悪い老人6【死ね!】
260 :256[sage]:2013/11/22(金) 00:24:50.80 ID:bAZYs9r/ - 頭を下げるうちに俺の肩掛けのカバンが前にまわり、お腹の前辺りにきていた。
俺はおばあちゃんの発言に疑問を抱きながらも、カバンを右腰の脇にずらした。 (腰を痛めてる証拠にシャツをめくってコルセットを見せろってことかな?でもここは公共の場所だぞ) しかし、おばあちゃんの直後の行動は信じられないものだった。
|
- 【老害糞爺婆】マナーの悪い老人6【死ね!】
262 :256[sage]:2013/11/22(金) 00:29:11.39 ID:bAZYs9r/ - おばあちゃんは俺の股間を蹴り上げてきた。
鈍い痛みが全身に響く。 「ブサイクが近くにいるから嫌だっただけですよ。あんたには触ってないし、挟まるほど私は太ってないし、勝手に想像しないでくれない?整形してくれたら文句いわないわ」
|
- 【老害糞爺婆】マナーの悪い老人6【死ね!】
263 :256[sage]:2013/11/22(金) 00:34:29.41 ID:bAZYs9r/ - そして靴に向かってツバをかけられた。幸いツバは外れて足のちょっと横に落ちたけど。
あまりのことに信じられなかった。おばあちゃんはそのまま進んでいこうとした。 そうしたら25歳くらいの派手な女の人がおばあちゃんの手をつかんだ。 「ちょっと!何すんのよ」 「この人に謝りなさい!」 「私は被害者よ」 女の人はおばあちゃんの手をつかんだまま俺に言った。 「電車の中から嫌そうな顔をしてあなたにこうやってたんですよ」 シッシと手で追い払うような仕草だ。
|
- 【老害糞爺婆】マナーの悪い老人6【死ね!】
264 :256[sage]:2013/11/22(金) 00:42:11.12 ID:bAZYs9r/ - 「この人が迷惑だったからよ」
「どう迷惑だったんですか?あなたも言うとおり触ってなかったし」 「ゲームしてるブサイクがいたらあなたも嫌でしょ」 「理由にならないでしょ」 「警察呼ぶわよ」 「どうぞ」 しかし遅刻したら嫌だから俺がお礼を言っておばあちゃんを行かせた。 その後軽く聞いてみたら車内でずっと嫌そうな仕草をしていて、途中から自分が迷惑をかけられたような仕草に変えたので、多分俺にからんだ男と目があったから演技でもしたんじゃないかとのことだった。 特にオチもない話ですまんが、理不尽でひどく傷ついた一日だった。 もうお年寄りは無条件で優しくてか弱いと思うのはやめよう。 世の中には変なお年寄りもいるんだということを知った。 以上です。 チラ裏ですまん。
|