- (-д-)本当にあったずうずうしい話 第133話
275 :おさかなくわえた名無しさん[sage]:2011/01/28(金) 23:57:47 ID:HXQ1zn7p - 私はいつの間にかイヤリングの片一方を落としていたらしかった。
後輩が駆け寄ってきて「○○さん、これ落とさなかった?」と、見覚えのあるイヤリングの片方を 私に見せてくれた。 言われて慌てて自分の耳を確認したら確かに右側が無かったので「拾ってくれてありがとう」と お礼を言って受け取ろうとしたら「でもね、実は・・・」と呟いていた。 もったいぶらずに話すよう言えば、「これ、あっちの臭いドブに落ちてたんです。 そんな所に落ちたものなんてもう付けたくない・・・ですか?そう思うなら 私が(左耳に付けている)もう片方も含めて買い取りますよ?」 ちなみに後輩が提示した額はそのイヤリングを買った値段のほぼ半額だった。 もっとも、ドブに落ちようがトイレに落ちようが取り戻したいほど愛着があるので 2倍の額を積むと言われても渡す気は無い。
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