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さてつ先生机下御待史
鍼灸マッサージ質問相談室パート11

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鍼灸マッサージ質問相談室パート11
433 :さてつ先生机下御待史[]:2018/12/20(木) 18:14:14.64 ID:VBaXTDkm
>>424
なるほど、貴重な体験を有り難うございます。
てか俗な質問というかぶっちゃけ興味本位なんですが、そのー、出る時って普通の時と同じ感じというかー、気持ち良さ的なものはあるんですか?w

私も夢精は何年か前に一度ありましたがエッチな夢みて布団に腰こすり付けてました(爆

>>427
たしかにそっからスタートだよね。
むかーし、まだやる気あった時は治療前後で脈の元気良さというか力強さが違うのとかは分かった。

>>428
うーん(-"-)
そこは何度も通ってて鍼灸師と顔なじみというか慣れてる所?じゃなきゃちょっとその対応は微妙だな。
多分、整形の医師看護師が苦笑いというのも「また鍼灸師がやらかしたかー」的な苦笑なのかね。
まぁ医師サイドも整体であれマッサージや鍼灸柔道整復師の国家資格持ちであれ、患者さんに苦笑いを見せるという時点でそっちもどうかと思うが。

鍼で神経が傷つくことはあります。
というか普通に考えて鍼という物体が身体の中に入るのですから、皮膚も筋肉も神経も傷つけてるわけです。
これを侵害刺激と言うのですが、鍼は面白い治療というかわざと体に侵害を与えて、その反応を利用して治療を行うという部分があります。

それとは別に、例えば太い神経が走ってる所、例えば太ももで言えば太ももの裏の殷門(お尻と膝の裏の真ん中で左右の真ん中でもある)場所なんかは
ちょうど坐骨神経が走行してる場所で、坐骨神経痛なんかの場合、ここの神経幹を狙ってわざと足の裏までビリビリっとした電撃様の響きが出るように刺鍼したりします。
この坐骨神経は親指の太さくらいあるので、結構クリーンヒットします。

ちょうどレスの感じだとここら辺に鍼やってつま先まで響きが出たのでしょうが、それが強すぎて神経過敏になって痛み、シビレが1週間以上出てるのかもしれません。

あと神経損傷との因果関係ですが、イパーン的には「神経に鍼ささる→損傷おこる→痛む」と考えがちですが、実は神経は傷ついて機能しなくなると感覚が麻痺します。
交通事故で神経が切れたとか脊髄損傷とか考えると分かりやすいけど、ブツッと切れると感じない動かないってなるでしょ?
なので、もし鍼で神経が傷ついて切れたとしたら足先が動かないとか感覚が無いとかなるので傷ついて痛みが残って後遺症になるという心配は取りあえずしなくてもいいです。

坐骨神経痛や帯状疱疹後神経痛なんかの神経痛そのもので神経を狙って鍼灸治療やるくらいですし、神経損傷の事故もそんなに大きな報告は無いし。

あと、ヘルニアとの関連性ですが、これは数年前に腰痛学会というお医者さんの学会で結論出たのですが、ヘルニアの飛び出た変形と痛みは必ずしも相関しない、ということになってます。
ヘルニアが「なんじゃこりゃ!」ってガッツリ飛び出てても何も症状が無い人も居れば、そういう器質的な変化が無いのにヘルニアの症状や腰痛が酷いという人も居て、今はヘルニア自体で手術するというのも減ってると言います。
鍼灸マッサージ質問相談室パート11
434 :さてつ先生机下御待史[sage]:2018/12/20(木) 18:30:48.07 ID:VBaXTDkm
今回の整形外科でX-pかMRIどちらを撮ったのか分かりませんが、ヘルニアの椎間板自体は水分が豊富だがX線には映らないのでMRIじゃないと見えません。
整形でX-pを撮って「ヘルニアでしょうね」ということもありますが、それは上下の骨の間隔とか見て診断することが多いようです。

ただブロック注射でそこの神経根に注射した時に同様の響きがあったということは、そこから来てる神経がヘルニアで刺激されて足の症状が最初に起きてたということは考えられます。

太ももに鍼をした理由はなんでしょう?
多分、太ももがダルイとか足の疲れが、筋肉が突っ張るとかであればヘルニアで刺激された神経が興奮して、その結果その神経の先にある筋肉が緊張してグッと縮んで痛みとか気だるさが出た、というのもありえます。

そういう場合はヘルニアの方が先にあった可能性は高いです。
鍼で椎間板が急に飛び出るというのは可能性としては低いです。
前後で比較してればそこに原因があると言えますが、症状が出てからMRIを撮ってもいつからあったのかは特定できません。
その腰痛学会での議論でもあったんですが、たまたま内臓の治療で症状が無い人のMRI撮ったら(つまり健康というか前の状態ね)ヘルニアがあるのに無症状なのが分かったというくらいなので、
これはもう現在の医療の限界というか、人間ドックでMRIでも撮ってないとヘルニアが原因かどうかは分かりません。

ただお医者さんも「分かりません」と言ってブロック注射をするわけにもいかないし、知らない鍼灸師のやることなんでそういうコメントをした可能性もあります。

とは言え、後遺症が残るレベルの心配は不要とは言っても今後年末までのことを考えると、かかった鍼灸院にもう一度連絡して「痛み取れなくて日常生活に支障が」ということは言っていいでしょう。
そこまでの鍼灸師に「じゃあまた治療しましょう」と言われても信用できないでしょうが、まぁお金でというしか保障は出来ませんが鍼灸師が入ってる保険から
整形外科の治療費や多少のお見舞い金なんかは出るかも知れません。

そっから先は保険会社との交渉なんでそれはそれで面倒ですが、ネット上でのアドバイスとしてはそういう流れしかお伝え出来ないですねぇ。
その鍼灸師が日本鍼灸師会とか何らかの会に所属してるのならそういう所に相談するのもありかと。

繰り返しになりますが、整形でブロック注射ということは、神経が鍼の刺激で過敏になって痛みシビレが出てる状態だと思われるので、時間経過とともに収まる、
ただ既に1週間経ってるっていうと、2〜3週くらいで落ち着くのに時間がかかる(肩こりやギックリ腰みたいな筋肉に比べて神経の方が症状が変化するのに時間がかかる)かも知れません。

脳卒中やらで片麻痺なんかある場合(てかウチのカーちゃん)なんかは感覚が鈍麻してるので、入院中にそれこと委中っていう膝の裏の神経狙って足が飛び上がるような鍼したりしました。
あと人中(鼻の下と唇の上のとこね)に涙でるくらい今日刺激でやったり。
それが効いたのかどうかは分かりませんが、カーちゃんの脳梗塞の後遺症は取りあえず回復しました。

ツボって肩こりとか腰痛みたいに「あーそこそこ」っていう場所にもあるけど、太い神経や動脈なんかの大血管が通ってる所にも多くて、
特によく使う足の甲の太衝やくるぶしの後ろの太谿なんかは響くの分かってても外せないとかで僕でも患者さんに「痛てっ」って言われることあります。
殷門や委中なんかの坐骨神経の所なんかは響くの分かってるんで響きそうだなーと思ったらソーッと鍼を刺すようにしますが、中国針とか使う中医系の鍼灸師なんかは割とガッツリ行ったりします。

前にYoutubeで腰痛で「Oh−!Ouch、Oh−!Ouch」って言いながら腰に針刺して、帰る時に「Thank you、 Dr. (ニコ」って言って帰るどうがあったんで、まぁ文化の違いというか
そういう刺激の強い治療もアリっちゃーアリなんで。

お大事に。


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