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さてつ先生机下御待史
鍼灸マッサージ質問相談室パート11

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鍼灸マッサージ質問相談室パート11
287 :さてつ先生机下御待史[]:2018/11/09(金) 18:19:48.37 ID:mLnIdjWT
ほげぇ(;´Д`)なんか寝れば寝るほど疲れがイーッヒヒッヒ(ねるねるねるね風に)

>>275
個人的には中華料理屋の話ってのがキモっつーか中国人料理長=中医師、本格中華=中医的アプローチ、富士そばチェーン店=チェーン系列接骨院、近所の伸びる増田屋
みたいな対比で個人的にはこっちの方が鍼灸院のビジネスモデルとか違い的なもので含蓄含めた話だったんだけどねw

次の患者さん少し遅れるからあれだけど、橋本徹だっけな?ネットでユニクロの柳井さんとかも言ってたけど、と言う話で
物流小売りは単位面積単位時間当たりの売上に上限があるが、ネットはいかに高付加価値を付けるかの時代だ、的なこと言ってて
確かに既存のビジネスってある程度単位時間単位面積当たりで考えると上を伸ばすには値段上げるしかなくて、下さげるっていうと経費削減っていうのでこれも限界に来てる。

鍼灸院も例外じゃなくて、そろそろ整体(民間資格のほうね)もダンピングが入って来て1時間3980円とかの所も出てきてる。
まぁ今はやりの外国人労働者系の所だろうけど、そういう所に対抗するには、という話で、患者さんサイドには関係ないと思うかも知れないけど
そういう裏を知ってて治療院を選ぶとまぁまず間違いない所には当たるんじゃないだろうかと思ってね。

>>278
これはね、最近思うところある。が長いとあれなんでまた別の機会にw

>>279
俺はあまりにも生理学的裏付けの薄すぎるトリッキーな施術はホルモン焼きと思ってる。
あかんやつ的な、とかあんまり書くとあれだけど、「ちょっと先生、あれやってーな」とか言って「分かりましたヒッヒッヒ」みたいな。

俺んとこにもいるけど「あーその響くのがタマランですヒーッウッウッ」とか言う患者さん。
まぁそれがその人に取って快という適刺激なんだろうなぁとは思うけど、嫌な患者さんに無理してやることはない。
Youtubeの中国の動画とか見るとそんな感じだから向うのスタンスなのかもだけど。

>>280>>281
前にも書いたことあると思うけど、患者さんには期待を砕くようだが大人の完治は難しいね。あとは程度とか病歴ね。
いわゆる小児アレルギーのアレルギーマーチの1つとしては確かに寛解する例はあったりするけど、ハトコで居て近所に住んでた時に治療もしたけど生まれつきのアトピーで相当酷いのは厳しい。

アトピーが難しいという理由は主に2点。これは10年20年前のいわゆるアトピービジネスが跋扈してた時代と違って、アトピーの要因にフィラグリンだっけな?とかの遺伝子の欠陥があるという発見。
それとアトピーが悪化する要因として複数回のかゆみ刺激によって皮下の神経が発達して通常の人より表面に近い所まで神経が来て過敏になるということ。

当然、他の病気でもそうだが遺伝的要因があってもそれ単一で発症するわけではなく、環境要因とか他の要因なんかと重なって発症するが、遺伝的な要因はこれは鍼ではどうにもならん。

それから末梢神経が伸びるのも不可逆的な変化で、これが小児アトピーとかでまだ浅い状態なら皮膚バリア機能とかをケアすることでそれ以上の発達を抑えることは期待できるが
成人で重症なアトピーでは神経の発達?伸張(さっきから単語が出てこないw)が出来上がってるとそれを戻すのはムリ。

ただ、例のハトコや他のアトピー患者さんでも心身相関が見られたり、10の痒みを8に抑えるだけでも楽になるとか痒みからくるストレスや他の身体愁訴が改善することで生活がしやすいというQOL的な面からの寄与、利点は十分にあると感じた。

国立がんセンターの鍼灸治療と一緒で、鍼灸単独ではちょっと厳しいんじゃね?とは思うけど、鍼灸を併用することでステロイドや免疫抑制剤なんかの服薬量が減らせる、
あるいは増悪期でも併用することで痒みを抑えられという意味ではかなり重要なことだと思う。

あれだ、あれ、えーとリウマチも同じじゃね?古典的に保険適応になるくらいメジャーだけど医学分野では「慢性」の文字を取って、今は寛解よりも治癒を目指す方向に行ってるけど
臨床的には打ち抜きの灸(名前しか知らないけど)とか不定愁訴の緩和は大事だよね。

国立がんセンターの鍼灸師も普通のおばちゃんらしいから、むしろ患者さんと一緒に勉強して寄り添える普通の鍼灸師で十分じゃないのかなぁ。


あ、患者さんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
鍼灸マッサージ質問相談室パート11
288 :さてつ先生机下御待史[sage]:2018/11/09(金) 20:41:51.15 ID:mLnIdjWT
そうそう、10近く前のリウマチの勉強会の時に東大の粕谷せんせの講演で、「リウマチの患者さんが鍼灸に求めることは」っていうアンケートで
完治よりももっと病気について勉強して欲しいとか言うのが上位に来てて意外でした、という話が記憶に残ってる。

アトピーとかもそうだと思うけど、色んなビジネスとか慢性疾患とかで長期になるともう多少知識ある俺らより患者さんの方が病気に詳しくなるっしょ?
そこで上からあれやこれや生活指導とか言うとか、鍼灸の技術やら自分の腕を磨くってより患者さんに教えて貰ってサポートする、っていうくらいで
ただ、その病気で何が辛いか、今目の前の患者さんが何をどうして欲しいのかを掬い取るってスタンスの方がいいんじゃないかなーと。

自分のアトピー治療が入口で鍼灸師になる人も鍼灸学校にも居たけど、そういう人なんかは「自分なら治せます!」っていうスタンスではやってなかったね。

ある意味HPで「治します」ってのは、うーん、ちょっと俺は無責任に感じるかな。「良くします」くらいは俺も宣伝文句で書かせて貰うけど・・・

ぶっちゃけそのハトコ(たまたま臨床心理士とった)にも聞いたことあるけど、アトピー治るのは期待してないけど鍼やった方が身体楽とか
仕事してストレスマッハなのと肩こりとかそっちの方がツライんでそれが楽な方がいいとか、その人の主訴によって変わると思う。

>>280の人みたいに「改善しますか?」っていうのならその人の状態や年齢とかで、疲れやストレスで悪化したり心身相関が強い場合は十分改善する余地はあると言えるし
小児アトピーとかで「治りますか?」という場合はやってみないと分からないと言うし。
改善するとしても何を目標にどういうスタンスでアプローチするかを常に患者さんとコミュニケーション取るようにして。

これはまた別の例だけど、ある患者さんが初診でPMSのイライラを根本的に治療したいという希望で、まぁいきなり「ムリぽ」というのも何だし何回かやっていって
その方は逆にPMSのイライラの仕組みとか生理学的なものはあんまり詳しくなかったんであーだこーだ話してて、そんでこの夏の変なお天気とか仕事が忙しくなったりで別に食欲ゲキ落ちとかそれに伴う諸症状や
この前はついに血液検査で隠れ貧血とか出て今はどっちかっつーと身体の疲れというかそっちの方がメインになってきた。イライラは落ち着いてほとんど出てないんだけどね。

あとは俺が見聞きした例では小児アトピー的なのをガチで治療するとかはほぼ週1ペースで1年2年とか数年単位でっていうのがあったから長期戦にはなると思う。
キューブラーロスの受容モデルじゃないけど長期戦になると患者さんもそれに応じて治療への期待が変わって来るとかもあるし。

>俺のとこよりアトピーを治したたくさんのケースを持ってるとこへ行った方がいいかも、と考えてるくらい。
患者離れの良い医者を選べ、ってこの前Yahoo!の記事が何かに書いてあったから寧ろそのくらいのスタンスでも良いと俺は思うけどね。

ちょっと大きな声では言えないが、ビッグマウスな鍼灸師の所は周囲の弟子というかスタッフも患者さんも???な人が集まってる感じ。
一時的に儲かりはするかもだが、俺は気疲れしてあぁいう環境では仕事したくないね。
鍼灸マッサージ質問相談室パート11
289 :さてつ先生机下御待史[]:2018/11/09(金) 20:44:18.90 ID:mLnIdjWT
>>282
鍼した所は即自的に神経の軸索反射でフレア現象と言って刺した場所にCGRPとかの化学物質が出るので血行が良くなって赤くなったり、人によっては急な血流上昇で軽度の痒みとかが出ることもある。

金属アレルギーがあったとしても、鍼によるアレルギーはT型のアナフィラキシーとかと違うW型の接触性皮膚炎とかの方のアレルギーと言われてるのでぶっちゃけちょっと痒いくらいで大したことない。

ある患者さんとか看護師さんで金属アレルギー持ちで注射針とかでも反応出るけど大丈夫ですから、とか言う人もいたり、
一応その人にはアレルギー出にくいように銀鍼使おうかと思ったら「銀はアクセサリーとかもっと出ますw」とかで使えなかった。
金針と言って金で出来た鍼ならほぼアレルギー出ないし売ってはいるけど1本1000円近くするのでお高すぎるw

>>285
連呼でやって貰えたのかw

>すごく響いて悶絶もんだったけど今は凝りもなくなってすっきりしてる。鍼の響きってクセになるよね。
もしかしたらその施術者はあまりに局所の筋が硬くて響き強く出そうだな、その人のスタンスとして響き強いの嫌だからそこにやりたくないのかな、と思ってあえて響きが強く出るの避けていたのかもね。

あとストレッチと書かれて思い出したけど古典的な方法として「運動鍼」というのがあって、これは局所じゃない遠隔位に刺鍼して
そんで例えば腰痛なら膝の裏の委中や手の甲の腰腿点とかに刺鍼して四つん這いんになって腰を前後に動かすと腰痛が和らぐとかあって、そういう手法を取り入れてアプローチしたのかもね。

俺も運動鍼はちょっと患者さん自体が「?」と思う(鍼経験ない人に脛に鍼さして肩動かして下さいとかオカルトチックだしw)
ので古典的な手法ではやらないけど、鍼やって終わった後に軽く動いてもらうナンチャッテ運動鍼は良くやる。

自分が鍼の響きがキライで響かない鍼、浅く刺す鍼とかで経絡治療とかに行く鍼灸師も多いけど、
そういう自己体験から患者さんにツライ思いをさせないというのなら思いやりのある鍼灸師さんなのかもね。

まぁやって貰えたなら何より(^ω^)


んじゃ寝る。


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