トップページ > 創作怪談 > 2024年01月21日 > fLaUcYZg

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名無し百物語
体験した怖い話 作り話を語り合うスレ

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体験した怖い話 作り話を語り合うスレ
409 :名無し百物語[]:2024/01/21(日) 16:28:53.60 ID:fLaUcYZg
石じじいの話です。

これらは、朝鮮にいた時に知りあったロシア人から聞いた話だそうです。すべてロシアでの話でしょう。
いずれも短い話です。

1. 天上からラッパが鳴り響いて、雷鳴のしない稲妻が輝き、そこを死者たちが空に登っていくことがあったそうです。

2. ロシアのある村では、人が臨終の時、その人が寝ている部屋の窓を開けたままにしていました。その人が死んだら、その窓を閉じたそうです。
 
3. 森の中で、向こう側から人がやって来る。手をあげて挨拶しながら来るのは生きた人間。手をあげずにやってくるのは死人だそうです。

4. ある山で水色の霧がでることがありました。霧が出たときには、その山に登ってはいけない。
いい伝えによると、そのような時には、霧の中に、死んだ人が戻ってきているのだということでした。
死んだ人に会いたいと思う人が、その霧の山に登ることがしばしばあったのですが、その人たちは帰ってこなかったそうです。
まれに、死人に会いにいっても帰ってきた人もいたのですが、そのような人には本当に会いたい人がいなかったのだろう、と噂されたそうです。
体験した怖い話 作り話を語り合うスレ
410 :名無し百物語[]:2024/01/21(日) 16:56:12.27 ID:fLaUcYZg
石じじいの話です。

断片的な話を三つ。

寺で僧侶が過去帳を広げて読んでいると、蚊が額に飛んできました。
思わず手で払ったひょうしに蚊を潰してしまいました。
すると、大量の血がどっと過去帳に落ちたそうです。
たとえ血を吸っていたとしても、小さな蚊からそれほど大量の血がでるわけがない。
自分の顔には傷などない。
天井から落ちてきたわけでもない。
蚊といえども殺生はよくないと、その僧侶は悔いたそうです。

非常に冷たい布団があったそうです。
その布団の中は、ものすごく寒い。
しかも、いつまでたっても、まったく温まらないので体が冷えて気分が悪くなる。
湯たんぽを入れてもいっこうに温まらず、湯たんぽがすぐに冷える。
これは魔性のものだということで、寺に持っていって供養して燃やしてもらいました。
布団は、非常に芳しい香りを立て燃え、その香りは、数日どころか数週間も、そのあたりに漂っていたそうです。
燃やしてから1年以上もたった頃に、そのような出来事を知らない人が、その場所を通りがかったとき、なにか良い匂いがすると言ったそうです。

ツクツクボウシが鳴くと、熱がでる子供がいたそうです。
毎年、それを聞くと必ず熱をだす。
家人は、その子にツクツクボウシの鳴き声を聞かせまいとして、暑いのに雨戸を閉め切って耳栓をさせました。
そうすると、多少はましなのだが、やはり熱はでたそうです。
その後、この事態はどうなったのか?はノートにはありませんでした。


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