トップページ > 創作怪談 > 2023年12月01日 > GwGJvcB4

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381 :名無し百物語[]:2023/12/01(金) 22:33:53.03 ID:GwGJvcB4
石じじいの話です。

不思議な家の話がありました。以前も、そのような話をまとめたことがありました。
これは別の話です。

入らずの間がある家があったそうです。
古い豪農の家でした。
その部屋は北の庭に面した八畳の間でした。
隣の部屋との間のふすまは、和紙で何重にも目張りされていて開けられないようになっている。
庭の濡れ縁に面した雨戸はカスガイと釘がいくつも打ちつけれていて開けられない。
大人でも容易には入れない状態でした。
絶対に入ってはいけない間だったのです。
しかし、その理由は不明でした。
それについての言い伝えはなかったのです。
その部屋のなかに何があるかも誰も知りませんでした。
古文書などもありませんでした。
昔はあったのだが、大昔の家人が廃棄したのでは?
あるいは、寺におさめたのではないか?
墓などに埋めたのでは?
なんの情報もない。
ふすまも張り替えないので、ぼろぼろになっているのを上から上張りしている状態でした。
御札などの呪術的なものは、どこにも貼られていなかったそうです。
ただ、封印されたふすまの上の長押に、非常に古いものと思われる、半紙に墨書きで「不入間」と書いたものが貼ってありました。
部屋の中から何かおかしな音がするわけでもないし、化け物などもでない。
その家に住んでいる人への害もなかったそうです。
その後、その家がどうなったかはわかりません。


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