トップページ > 創作怪談 > 2023年09月06日 > RNk/CGWn

書き込み順位&時間帯一覧

1 位/7 ID中時間01234567891011121314151617181920212223Total
書き込み数0000000000000000010003004



使用した名前一覧書き込んだスレッド一覧
名無し百物語
体験した怖い話 作り話を語り合うスレ

書き込みレス一覧

体験した怖い話 作り話を語り合うスレ
290 :名無し百物語[]:2023/09/06(水) 17:07:55.99 ID:RNk/CGWn
排便に関連したオレの体験談だ。

オレは、山歩きが趣味だ。冬に東京西部の山を歩いていたんだ。
その時、森の中で急にするどい便意が襲ってきた。朝食の肉がまずかったらしい。
さいわい他の散策者はいない。山道を離れて、隠れることのできる斜面に急いだ。
樹の葉が落ちていて遠くまで丸見えなので斜面をおりるしかない。
あああっ!もうだめだ!急いでズボンをおろしてしゃがんだ。
その瞬間、ブリブリブリ〜、かなり柔らかい、ほとんど水ゲリだ。
たまっていた便を放出する気持ちよさに恍惚となっていたら、突然うしろから肩をぐっと掴まれた。
強い力で、しかもその手が冷たい。
おどろいたがブリブリは止まらない。あせって後ろを振り向いたとたん、ウンチングスタイルのままバランスを崩してしまった。
おれは、ブリブリしながら斜面を転げ落ちた。
転げているときに、しゃがんでいた場所を見たんだが、そこには黒髪の長い白い服をきた女が立っていた。怪談ばなしの定番の姿だ。
オレは、体を伸ばして両腕を伸ばして止まろうとした。両脚はズボンがスネまでおりていて開けない。両脚を閉じ両手を広げて「キリストのはりつけ」状態で斜面をころがりおちていった。
そして、樹木に背中からぶつかってとまった。
背中を強くうったので、すこしのあいだ呼吸ができなくなった。
状態が落ち着いたときには、ゲリ便まみれのオレが下半身まるだしで冬の森に横たわっていた。
チンXの先には枯れ葉がくっついていた。宗教画のアダムとイブみたいだった。
ゲリ便をタオルやティッシュで拭きとり、それは山に埋めた。
車で来ていたのが救いだった。電車で来ていたら、中央線に便臭ぷんぷんで乗るところだった。
あの女性は何だったのだろう?
あの場所なら、ああいう服装で来ることができるのだが、あまりにも不自然だった。
顔はよく覚えていないがオレの好みだったと思う。
後日、彼女を車にのせたとき、「なんか臭いわね!ゆ・う・れ・い、のせたんじゃない?w」と彼女はイヤリとして言った。
オレは肛門がキュっとした。
体験した怖い話 作り話を語り合うスレ
291 :名無し百物語[]:2023/09/06(水) 21:53:34.36 ID:RNk/CGWn
>>289
この「秘密基地事件」には後日談がある。
後日談というよりも、その詳細だろうな。
部屋の住人である友人が、基地隊員である女子小学生たちを問い詰めて記録した「尋問調書」があったので読ませてもらった。
彼の下宿は、町工場が多いダウンタウンにある、戦後すぐに焼け跡に建てられた木造の古い一軒家で、その家の二部屋を借りていた。大家は同居しておらず、実質的に彼だけが一人でその家に住んでいた。
女子小学生たちは、近くの広場や廃工場で遊んでいて偶然に彼の家を見つけた。
窓を開けてみると鍵がかかっていなかったので、話し合いの結果、侵入することにしたとのこと。家がボロボロだったので廃屋と思ったらしい。
なにしろ、建物全体が歪んでいて窓枠も木製だったから無理もない。彼女たちには初めて見る幽霊屋敷だった。
入ってみると、人が住んでいるようだったので、びびってすぐに逃げ出した。
次の日も、そこにいったが人はいないし部屋の様子は前日とまったく変わっていない。それを数日続けたが部屋の変化がないので廃墟だと思って、その部屋を基地にしたのだということだった。
ふつう、そういうことはしないだろうと思うが。
クーラーが動くので彼の部屋は快適な遊び場となった。自宅では自由に使えないPCを起動させて遊び倒した。昔は、起動時にパスワードを設定しないPCも多かった。
部屋にあったエッチなビデオも見られてしまっていた。
翌月の電気代の請求は、部屋主の彼を恐怖のどん底に突き落とした。
体験した怖い話 作り話を語り合うスレ
292 :名無し百物語[]:2023/09/06(水) 21:53:56.21 ID:RNk/CGWn
冷蔵庫には、ほとんど何もなかったがビールがあったので皆で飲んでみた。お父さんがうまそうに飲むビールをためしてみたかったのだそうだ。
飲むと、すぐに酔っ払って気持ちが悪くなってしまいトイレで吐いた。それで、自分たちが飲めるものを家から持ち込んで冷やした。
カエルの冬眠実験をしたらしいが、失敗した。マッドサイエンティストだ。
彼女たちは漫画本やおもちゃも持ち込んだ。図書館だ。
セミやトンボ、蝶などを捕まえてきて、それを部屋中にリリースして飛ばした。昆虫館だ。
花をつんできて、空き缶やペットボトルで生花をした。植物園だ。
彼女たちの芸術性は爆発し、壁画を描いた。美術館だ。
野良犬(子犬)を拾って部屋で飼った。毎日、餌をやったとのこと。動物園だ。
飼い猫も持ち込んだらしいが、子犬との仲が悪かったのと夜その部屋においておけないので、やめたとのこと。
感心したのは、フンの処理はしていた。まあ、自分たちの基地にフンが転がっていたらイヤだろうから。
体験した怖い話 作り話を語り合うスレ
293 :名無し百物語[]:2023/09/06(水) 21:54:17.83 ID:RNk/CGWn
部屋に侵入してすぐに、学校では禁止されていたこっくりさんをやったそうだ。そこで、この部屋の住人について尋ねた。こっくりさんが言うには:
「オ・ト・コ」「ワ・カ・イ」「オ・タ・ク」「ハ・ゲ」「デ・ブ」正解だ。
その人はすぐに帰ってきますか?と尋ねると:
「カ・エ・ラ・ナ・イ」
その人はどこにいますか?と尋ねたら、こっくりさんは:
「モ・ウ・シ・ン・デ・ル」と答えたそうだ。
それで、彼女たちは、安心して秘密基地の設置を決断したらしい。

この事件のあとも、彼女たちは彼の部屋に遊びにきた。
家からビールを持ってきてくれたそうだ。勝手に飲んだのを弁償してくれたわけだ。
学校が始まると彼女たちは来なくなったが、彼女たちのひとりが夏休みの思い出という絵の宿題で、その秘密基地の絵を描いてしまい先生に問い詰められたが、しらを切り通したらしい。
優秀な隊員だ。


※このページは、『2ちゃんねる』の書き込みを基に自動生成したものです。オリジナルはリンク先の2ちゃんねるの書き込みです。
※このサイトでオリジナルの書き込みについては対応できません。
※何か問題のある場合はメールをしてください。対応します。