トップページ > 創作怪談 > 2023年08月30日 > AKepbcs0

書き込み順位&時間帯一覧

2 位/6 ID中時間01234567891011121314151617181920212223Total
書き込み数0000000000000000000041005



使用した名前一覧書き込んだスレッド一覧
名無し百物語
体験した怖い話 作り話を語り合うスレ

書き込みレス一覧

体験した怖い話 作り話を語り合うスレ
271 :名無し百物語[]:2023/08/30(水) 20:33:51.17 ID:AKepbcs0
>>270
思い出す限り、部屋には誰もいなかったように思うんですよね。感覚的なものですが。気配と言うか。

彼氏が来ていたのは2回しかなくて、Hして眠るのを聞いただけで。
でも、だいたいのカップルは短時間でしたね
せいぜい15分から20分。いちゃつくのを合わせても30分くらい。
もちろん中には1時間以上というカップルもいましたが

不思議なもので、長く覗きをしていると、抜くためではなく、記録を取ったり観察をしているような感覚に陥るのです
控えめだった彼女が積極的になったな、とか
一緒に風呂に入るようになったな、とか
長電話でケンカをしている、とか
たまには、ゴムが外れるハプニングとか
観察のようになり、毎日観察しないと何か変化が起きるのでは?と義務的になる
怖さも麻痺しますしね

同業者のいる場所に行ってしまったことはあります
彼は暗闇の中で静かに後退りして、柵を越えて浅いドブ川を走って逃げていきました
その場所は、男子大学生の部屋の前で、彼女が来ていました
窓際のベッドで、まさに抱き合っているところ
カーテンが揺れると隙間ができ、眼の前で秘事が繰り広げられます
稀に見る良い光景だったので、少し申し訳なく思いました
体験した怖い話 作り話を語り合うスレ
272 :名無し百物語[]:2023/08/30(水) 20:43:38.41 ID:AKepbcs0
声が聞こえたアパートの、その部屋の上の階でも不思議なものを見た
声を聞いたのと同じ頃だったか、前だったか後だったかも覚えていないが、住んでいたのは男子大学生だった
ドアとサッシは取り替えられていたが、幸いなことに室内が見えた
まず外の通路に面して玄関とキッチン。玄関の正面に風呂とトイレ
奥に部屋があり、半分は壁で見えないが、ありがたいことにベッドは眺められる位置に置いてあった

きれいとは言えない部屋でも、週に3日くらいは彼女が来ていた
脱衣所はないから、風呂のドアの前で脱いだり着たりする様子が見られる
場合によっては、二人でいちゃつきながら風呂へ向かう姿が見られることもあった
体験した怖い話 作り話を語り合うスレ
273 :名無し百物語[]:2023/08/30(水) 20:53:14.62 ID:AKepbcs0
夜型の生活をしている大学生で、翌日に仕事がある身にはキツい時間帯に、営みを始めることが多かった

たしか、少し寒い時期の出来事だった
一時は回っていたと思う
二人がベッドに入り、布団をかぶったままモゾモゾしはじめた。電気はつけたまま
クスクス笑う声もする
やがてキスをして抱き合って、裸になり…
小一時間ばかり、観察をした
よほど恵まれないと「盗撮モノ」を謳う動画のような角度や距離では見られない
ただ、このカップルは頻繁に体位を変えるので、チャンスは多かった
幸い、誰にも見つかることなく、彼がゴムを外し、いつものように彼女が手と口で発射に導き、おそらく飲み干すまで、見ることができた。
丑三つ時だが、別に怖くはない
体験した怖い話 作り話を語り合うスレ
274 :名無し百物語[]:2023/08/30(水) 20:59:03.65 ID:AKepbcs0
二人が口を濯いだり、トイレに行ったりして、寝る準備を始めたのを確認して、帰ることにした
一応、電気が消えるまで見届けたが、思いがけず、そのあと「感想戦」が始まったので、聞き耳を立てた。
たしか「量が多かった」とか、あの体位が良かったとか、あれはエロいとか、そんな二人の秘密の会話だ
ただ、それもすぐに終わり、2人分のいびきと寝息が聞こえてきたので、郵便受けの蓋を閉じた

音を立てずに1階に降り、ベランダ側に回って、車を止めてある場所に戻ろうとした
体験した怖い話 作り話を語り合うスレ
275 :名無し百物語[]:2023/08/30(水) 21:17:54.84 ID:AKepbcs0
ふと、二階のその部屋のベランダを見ると、そこに黒い影があった
瞬間「見られた!彼女は寝てなかったんだ」と思った
直感的に、その黒い影が女だと思ったのだ

何食わぬ様子でその場を離れ、角の植え込みから様子を伺った
黒い影はベランダでゆっくり右に左に肩を揺らしている
そんなに離れていないのに、向こう(室内)を向いているのか、こっちを見ているのか、わからなかった。

ここにきて怖さが頭をもたげてきた
「あれって、影じゃない、黒っぽい何かだ…」

そのまま、振り返らずに一目散に逃げた
あれは、何だったんだろうと今でも思う
あのカップルは、ベランダに得体のしれないものがいることを知らずにいたんだろうなぁ。


※このページは、『2ちゃんねる』の書き込みを基に自動生成したものです。オリジナルはリンク先の2ちゃんねるの書き込みです。
※このサイトでオリジナルの書き込みについては対応できません。
※何か問題のある場合はメールをしてください。対応します。