- ついにまいちゃんの柔肉の中で
36 :名無し百物語[sage]:2023/02/03(金) 03:15:48.20 ID:RRLXmDyg - 佐原は面白がるように言葉で煽りたてながら、子宮口まで深々と咥えこませた怒張をジュルウッと柔肉を掻きだすように引きだし、ヌプヌプと焦らすように亀頭で花口をおびやかしてはおもむろにジュブウウッと最奥まで縫いあげる──いわゆる九浅一深の腰遣いでジワジワと官能をかきたてて夫人を嬲っていく。
そう、それはまさに、ウサギをとらえた獅子がトドメのひと噛みをせずに前足で弄ぶような嬲りだった。 だが、それがどれほどゆったりとした嬲りであっても官能にきざした女体は確実に追い詰められていく。 (……ああっ、だ、だめっ……ど、どうして、こんなに感じてしまうの……) すでに何度となくくり返してきた狼狽の自問とともに、麻衣子夫人が苦しげに顔を左右に振り、きつく閉じ合わせた唇の奥から切迫した呻きを洩らした。 (……ああっ、こ、こんな卑劣な男にっ……) 佐原への憎しみをかきたて、四肢に力を込め、総身をこわばらせても官能を抑え込めず、快美感をおぞましさに変えることはできない。
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