トップページ > 創作怪談 > 2023年01月16日 > 4Gu9Nufe

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名無し百物語
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209 :名無し百物語[sage]:2023/01/16(月) 21:32:37.30 ID:4Gu9Nufe
石じじいの話です。

じじいは、朝鮮にいるとき、何人かのロシア人とつき合いがありました。
その中のひとりから、バルト海の海岸から採集されたコハクをもらったそうです。
じじいにコハクをくれたロシア人(ラトビア出身でしたがロシア人だったと)によると、海岸を歩くと波打ち際にコハクが打ち上げられているのだとか。
コハクは植物の樹脂が岩石になったもので、中には昆虫などの太古の生物の化石が入っていることがあるのだと。
非常にまれに、「人造物」がはいっているコハクがあったそうです(?!)
たとえば、縫い針やチェーン(時計用?)など。大きなコハクには、指輪が含まれていたこともあったとか。
さらに、小さな、小さな人間の顔の一部や裸の腕や足の断片が認められたこともあったと。
「これは進化論を否定するものだ!神のご加護だ!」と、そのロシア人は熱弁していたそうです。
そのようなコハクを見せてくれることはなかったようですが、今考えるとフェイクくさいですね。
正月に、じじい箱からコハクを見つけたので、その由来についての記述を聞き書きノートの中に探しました。
おそらくこの話のものだと思われます。
モノは、孔をあけてネックレスにしてあります。もとからそうなっていたのか、じじいが加工したのかは不明。
光を通してみると、昆虫の化石が入っているようです(上の写真)。
https://i.imgur.com/gnRL1GZ.jpg

このロシア人は、ロシア帝国のあちこちを歩いたようで、じじいの聞き書きノートに、その経験談と思われるものがいくつかあります。


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