- 体験した怖い話 作り話を語り合うスレ
203 :名無し百物語[sage]:2022/12/31(土) 21:33:00.79 ID:QodBkPoN - 石じじいの話です。
じじいが朝鮮に住んでいたときに満州を旅した時の話のようです。 満州の北部、ロシア(当時ソ連)との国境に近い森林の中に住んでいる人々(少数民族?)には、尖った大きな犬歯=牙が生えている女性たちがいたそうです。 最初、彼女たちにあったときには非常に驚いたのですが、よく見ると、それは「装飾品」でした。 その装飾牙は、たいてい動物の骨でできていました。しかし、なかには、その女性の親族や夫の骨から作ったものもあったそうです。 現地の案内人によると、昔は、他の人々(民族?)の集落を訪れるときも、その牙をつけていたのですが人々が怖がるので最近はつけなくなったと。 旅をしているときや森の中で、大きな牙を持った女性にあうと怖いな!とじじいは思ったそうです。 「でもな、たまに、ほんとうの牙をもった女に会うことがあるんだ。そんなときは、現地の人間は、普通の女が飾りとしてつけているんだと思うだろう。そうして油断していると、いきなり襲ってくるんだ。手を噛みちぎられたも者もいるし、殺された者もいる。殺された死体には食われたあとがあるんだ。尻の穴が食いちぎられていて、そこから内臓が引き出されて食われている。おまえも尻、気をつけろよ!」と案内人。 以前お話した、マハチンの一種かもしれません。
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204 :名無し百物語[sage]:2022/12/31(土) 21:39:47.89 ID:QodBkPoN - 石じじいの話です。
非常に短い話です。ノートにあった、じじいから聞いた話の断片です。 あるところに、「犬が生る樹木」があったそうです。犬が生ったら鳴き声がするのでわかるのだと。 その「犬」を切りとって持ち帰ると、それは数日で死ぬ。 死んだら、それを食べるのだそうです。 よくわからない話です。日本の話なのか?朝鮮・満州で見聞した話なのか?あるいは、ロシア人などの外国人から聞いた話なのか?
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205 :名無し百物語[sage]:2022/12/31(土) 21:54:51.56 ID:QodBkPoN - 石じじいの話です。
米国には、恐竜の足跡と人の足跡がともに同じ地層に化石として残っている場所があるそうです。これは、キリスト教原理主義者たちによるインチキだとか。 じじいによると、ある山の中に「人の足跡」がたくさんついている岩石があったそうです。 それを知る地元の人によると、足跡をつけたものは、修行僧、仙人、盗賊たちなど、との言い伝えがあったとか。 大昔には、たくさんの足跡が見られたそうですが、じじいが見た時には、だいぶ風化して壊れてしまって、ほとんど残っていませんでした。 残っていたものを見ると、それは裸足の足跡で、指が異常に長かったそうです。 大小のものがあり、一方向に集団で歩いたような感じだったと。 ただ、じじいには、人間の足跡とは思えなかったそうです。 昔は、他にも別の種類の動物の足跡と思われるものもあったのですが、壊れて失われてしまったということでした。 また、道具(?)のようなものが一緒に岩石中に残っていることもあったそうです。 足跡が残っていた岩石は、人類が出現する以前の時代の化石が発見される、非常に硬い堆積岩(?)だったので、いっそう不思議だったそうです。
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