- ひぐらし
3 ：名無し百物語[]：2019/02/12(火) 19:05:56.43 ID:9ptmF+4K - ここあ「冬はセミいないよー？」
こころ「そうですね。雪が降るくらいですし…」
にこ「セミが鳴き始めるのは早くても七月上旬じゃない？五ヶ月後ってとこね」
こころ「夏…ということは」
にこ「私は三月で卒業だから、μ'sのメンバーでもなくなるわね」
ここあ「アイドルやめちゃうのー？＞＜」
にこ「やめないわよ。μ'sじゃなくなるってだけ。私は生まれたときからアイドルなんだから！」
こころ「えーと…学校の部活動からお仕事になるってことですよね？」
にこ「まあ、そーね」
ここあ「テレビに出るの？」ﾜｸﾜｸ
にこ「いや、それはまだ…(っていうか何も決まってないし)」
ここあ「せかいにしんしゅつするんだよね！？」
にこ「ま、まあねー。世界がにこを放っておかないっていうかー」
ここあ「じゃあ、バステールとうにも行ける！？」
にこ「バステール？…って何だっけ」
こころ「グアドループ…ですよね？」
ここあ「うん！ヘラクレスがいる島だよー♪」
にこ「ああ、世界一のカブト虫の島ね」
ここあ「ヘラクレスはせかいいちで、おねえちゃんはうちゅういちでしょ？」
にこ「そう、私が宇宙ナンバーワンアイドルよ！」ﾄﾞﾔｧ
ここあ「じゃあヘラクレスより、おねえちゃんのほうがつよいんだよね♪」
にこ「当然でしょ。ヘラクレスでもゾウカブトでもデコピン一発でKOよ！」
ここあ「かぶとむしをいじめちゃだめだよー？＞＜」
にこ「いや、やらないけど…っていうかグアドループなんて行かないし」
ここあ「えー！なんでー？」
にこ「アイドルはファンのために歌うのよ。人がいない森の中にわざわざ入っていかないでしょ？」
ここあ「ヘラクレスだって、おねえちゃんのうたをきいてあつまってくるかもしれないじゃん！」
にこ「虫に歌を聴かせてもね…そもそも理解できないんじゃない？人間の言葉なんて」
こころ「音でコミュニケーションをとる生き物ならともかく…カブト虫はどうなんでしょう？」
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