- 忘れられないあの人に・・・
903 :名無しさん@ピンキー[sage]:2016/02/29(月) 09:46:42.75 ID:lZxXtItc - 二人が出会った頃、君は不幸が続いて自信をなくしていて、私にできることは励ますことだけだった
知り合って1年、君が自信をつけ、だんだん綺麗になって行ったのが、まさか私のせいだとは思いもよらなかった 成功を収め、モデルのように美しくなった君が、八月のある日、急に吐息を漏らしながら私をじっと見つめ、身体を預けてきた時、初めてそれに気がついたんだ 鈍感な私は、君がそんな気持ちを抱いていたとは知らず、動揺した 私は君への曖昧だった感情を自覚し始め、後に私の気持ちを君に告げた時、君は既に二人の許されない関係に恐れを感じていたんだ 君は心を貝のように閉ざし、君にふさわしい恋人を見つけ、私は幸せな君を近くで笑顔を作りながら見ているのが辛かった あれから数年経つけれど、君以上の女性には巡り会えていないし、おそらく巡り会えないと思う 君と会えたことは、一生忘れない 愛しているよ、君が幸せになることを祈っている
|