- ヘアアイロン・ヘアドライヤー専用スレッド Part10
75 :目のつけ所が名無しさん[sage]:2018/02/18(日) 15:36:32.87 ID:qI/lG44Up - パナソニックの新社会人向け美容家電、乾かしながら髪質改善と毛先ケア
家電量販店の店頭を華やかに演出する理美容家電は、家電量販各社の重点商材のひとつ。 年末商戦の次に大きな需要の波は、新生活や新社会人向けの春商戦にくる。 新社会人の女性向けアイテムとして人気の「ヘアドライヤー ナノケア」と「くるくるドライヤー ナノケア」のポイントをパナソニックの担当者に聞いた。 パナソニックの「ヘアドライヤーナノケア EH-NA99」 忙しい朝の「時短家電」提案もあり 「新社会人にとって清潔感やフレッシュで明るい印象を与えるための髪の手入れは大切」と、パナソニック スモールアプライアンス商品部ビューティ・ヘルスケア商品課の和田麻里主務は語る。 「ヘアドライヤーナノケア EH-NA99」は昨年9月にリリースした製品で、家電量販店の定番になっている。 パナソニック スモールアプライアンス商品部ビューティ・ヘルスケア商品課の和田麻里主務 ポイントは髪の毛の乾燥と一緒に、髪質改善までケアできる点で、忙しい朝の「時短家電」という側面からプッシュできる。 乾かすスピードでは、従来より約15%アップさせた「新・速乾ノズル」を搭載。 吹き出し口の間隔のバランスを整えることで、風の強弱差を拡大。 強い風と弱い風を同時に吹き出すことで、手ぐしでとくような作用が生まれ、髪をより速く乾かすことができる。 髪質の改善では、「ナノイー&ダブルミネラル」で空気中の水分をナノイーイオンにして、髪のなかまで浸透させる。 髪の水分バランスを整えることで、うねりのある髪をうねりのない髪に整える。 微細なナノイーは、髪のキューティクルを引き締めて、しっとりとしたツヤを出す効果もある。
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76 :目のつけ所が名無しさん[sage]:2018/02/18(日) 15:36:51.43 ID:qI/lG44Up - さらにユニークなのが、新搭載の「毛先集中ケアモード」。
ドライヤー本体のセンサが周辺の温度を自動検知して、温風と冷風が吹き出す間隔を微妙に調節しながら、傷みやすい毛先をまとめるモードだ。 例えば、室温が20℃のときは110℃の温風、夏の30℃のときは60℃の温風が出る。 「くるくるドライヤー」の人気が再燃 「くるくるドライヤー ナノケア」は、今の40代や50代の女性が若いころから使ってきただけにリピート率が高く、ユーザーの娘さんたちも使っているという。 初号機は1950年代というロングランの製品にもかかわらず、今年度は売上ベースで前年比2桁の伸び率をみせているという。 立役者は、昨年9月の発売時に投入した「サロンブローブラシ」というアタッチメントだ。 ロングランの「くるくるドライヤー ナノケア」(左)と「サロンブローブラシ」 美容室のブローのような仕上がりが家で再現できるとして人気が再燃した。 プロの美容師は髪の内側からブラシをあてて、髪の外側からドライヤーの温風で押さえつけるようにセットしていく。 従来のワイドブローブラシは、髪の内側からあてた温風が、そのまま外側に逃げていくため、浮き毛が出やすかった。 サロンブローブラシは、毛束を挟んで髪の外側にも温風をあてるためテンションがかかりやすくなる。 和田主務は「ヘアドライヤーを使ったあとに、毛流れをしっかり整えてからブローする女性の間で使用が広がっている」と新社会人の身だしなみを整えるアイテムとして、ドライヤーとのセット提案をアピールする。 https://www.bcnretail.com/market/detail/20180207_50005.html
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77 :目のつけ所が名無しさん[sage]:2018/02/18(日) 15:41:41.45 ID:qI/lG44Up - パナ「美髪ドライヤー」1000万台ヒットの理由
美容家電は今やパナソニック家電の「顔」に パナソニックは女優の水原希子さんを起用し、「ナノケア」ドライヤーなどの美容家電を大々的に展開している 家電量販店の一角で、ピンク色に彩られた華やかな売り場を見たことがある人は多いだろう。 ここで売られているのが、美容家電だ。 美容家電と一口にいっても、そのジャンルは多岐にわたる。 噴き出てくる蒸気を顔に当てて使うスチーマーや、自宅で使える脱毛器、微弱な電流が発生するローラーを滑らせて使う美顔器、さらにドライヤーなども含まれる。 ニッチな製品群ながら、伸び悩む家電市場においては成長ドライバーだ。 最新の統計である2015年時点の市場規模は約1700億円とまだ小さいが、2年前の2013年と比べると13%も伸びている。 人気を牽引するのが「ナノケアドライヤー」 中でも爆発的なヒットを記録しているのが、パナソニックが展開するヘアドライヤー「ナノケア」シリーズだ。 最新機種の店頭価格は1万8000円弱と、平均価格が3000円台、安価なものなら1000円から買えるドライヤーの中ではかなり高い。 パナソニックが扱うドライヤーの中でも最高級だ。 パナソニックの美容家電売り場には、ドライヤー以外に美顔器やスチーマーも並ぶ それにもかかわらず、「店頭では、2位に大差をつけて断トツで売れている」(ビックカメラ有楽町店の販売員)。 買っていくのは、20〜30代の若い女性が中心だ。 中には、「3人姉妹で1人1台持っている」という人もいる。 若い世代は消費に積極的でないともいわれるが、いったい何が受けているのか。 「白モノ家電は必需品だが、われわれはナノケアドライヤーを“必欲品”と呼んでいる。きれいになりたいという欲求に必要なもの。いわば毛髪美容器だ」。 パナソニックで美容家電のマーケティングを担当する久保清英課長はそう語る。 単に濡れた髪をモーターとファンで発生させた風により乾燥させることを目的としたドライヤーとは、似て非なるものだ。 むしろ、化粧品に近い存在かもしれない。 もちろん、ナノケアドライヤーが自然と必需品の域を脱したわけではない。 背景には、メンバーの9割を女性が占めるパナソニックの美容家電マーケティング部隊による巧みな戦略があった。
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78 :目のつけ所が名無しさん[sage]:2018/02/18(日) 15:47:36.64 ID:qI/lG44Up - そもそもパナソニックが美容家電の領域に進出したのは、戦前の1937年と古い。
自然乾燥が当たり前だった時代に、「ホームドライヤー」として日本で初めてヘアドライヤーを発売したのが当時の松下電器産業だった。 以来モデルチェンジを重ね、長年シェアトップに君臨してきた。 ただ、必需品と化していたドライヤーの市場成長には限界がある。 「トップシェアメーカーとして、自ら単価を上げていく努力が必要だと考えた」(久保課長)。 美容家電の中でも、ドライヤーの研究開発に注力してきた 狙いを定めたのが、傷んだ髪を美しくするという美容の切り口だった。 パナソニックは旧松下電工の美容機器部門を母体に、髪の傷みをケアする研究開発の強化に動いた。 2001年にマイナスイオンの発生装置が搭載されたドライヤーを、2005年には微粒子イオン「ナノイー」がキューティクル(毛髪の表皮)の密着性を高めるナノケアシリーズを発売した。 モデルチェンジごとに、紫外線によりダメージを受けた髪や肌のケア、毛先のまとまりに最適な風量に調節するモードの搭載など、機能面の改良も続けてきた。 「きれいなおねえさん」のCMが話題に 広告によるイメージ戦略も購買層の拡大に一役買った。 2008年までは「きれいなおねえさんは、好きですか。」のキャッチコピーの下で、30代以上の美容感度の高い層にアプローチしてきた。 だが2014年からはターゲット層を20代まで引き下げ、キャッチコピーも「忙しいひとを、美しいひとへ。」に変更。 その結果、働く女性を中心に、購買年齢の引き下げに成功した。 宣伝キャラクターには若い層から人気を集める女優の水原希子さんを起用し、SNSや交通広告などでの宣伝も強化した。
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79 :目のつけ所が名無しさん[sage]:2018/02/18(日) 15:47:53.81 ID:qI/lG44Up - これまでのナノケアシリーズの累計販売は950万台に上り(2018年1月末時点)、1000万の大台も間近だ。
パナソニックの快進撃を目の当たりにした競合各社も次々と高級ドライヤー市場に参入してきた。 シャープは2016年、頭皮をマッサージする「かっさ」を先端につけ、「プラズマクラスター」イオン発生装置も搭載した2万円超のドライヤーを発売。 2016年には英ダイソンが4万円を超える製品を投入している。 こうした競争が市場を刺激し、2017年におけるドライヤーの販売金額は、調査会社GfKジャパンによると2013年比で1.7倍という大きな伸びになった。 高級ドライヤーに財布のひもを緩めるのは、日本人だけではない。 中国などアジア諸国からやってきた訪日観光客も、スマートフォンの買い物リストを片手に商品をあさる。 羽田空港国際線ターミナル内の売店に設けられた海外旅行客向けのパナソニック商品の売り場にも、ドライヤーなどの美容家電が所狭しと並んでいる。 中国現地では2007年からナノケアドライヤーの販売を開始し、2012年時点では3万台しか売れなかったが、2017年には80万台を売った。 パナソニックで家電事業を率いる本間哲朗専務執行役員は、 「最高級のドライヤーが一番の売れ筋商品だ。国民所得が高くなってきた国のお客様にとっての価値とは何なのか、よく考え直さなければならない」 と語る。 今や美容家電は、パナソニックの家電事業全体における高成長分野として、重点投資の対象になっている。 必要性を説いても売れないのなら、欲望に火をつけろ。 パナソニックにおける美容家電の快進撃は、伸び悩む家電が新たな活路を見いだすうえでの、1つのヒントになるかもしれない。 http://toyokeizai.net/articles/-/209162?page=2
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