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75 :実況厳禁@名無しの格闘家[]:2017/08/11(金) 07:23:12.26 ID:ntwPSrAm0 - MOVは大貫ビルの前にいた。今日は大貫と力丸に会いに来たのだ。
かつて3rd最強チーム"キングギドラ"としてその名を轟かせた3人が一堂に会するのは実に2年半ぶりである。 玄関扉を開け、エントランスに入ると途端に強烈な悪臭が鼻を突いた。 廊下の奥からリズミカルな嬌声が聞こえてくる。 「んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、んっ……」 MOVは込み上げる吐き気を抑えながら歩を進め、奥の部屋に辿り着くと、意を決してドアを開けた。 パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン! 「んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!」 そこには今まさに肛門性交中の大貫と力丸がいた。 大貫は四つん這いの姿勢で肛門を貫かれながら、トロンと潤ませた瞳をMOVに向けた。 その後方で仁王立ちの力丸が汗だくで腰を激しく前後させながらMOVに話しかける。
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76 :実況厳禁@名無しの格闘家[]:2017/08/11(金) 07:23:47.15 ID:ntwPSrAm0 - 「よぉ!久しぶりだな」
「んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!」 おぞましい光景に怯むMOVだったが、何とか気持ちを奮い立たせ、口を開いた。 「……これが、特訓なのか?」 「そうだ。EVOまで後1ヶ月だから気合い入れないとな!」 「んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!」 EVOに向けて特訓中とは聞いていたが、スト5の練習をしている様子はどこにもない。 少なくともこの部屋にスト5のプレイ環境は見当たらない。それどころか家具一つ無い。 何もない殺風景な部屋の中心で二人が肛門性交をしているだけである。 怪訝そうな顔をするMOVの心中を察したように力丸が説明する。 「スト5の練習をしてないから変に思うだろうが、今のヌキさんには必要ないんだ。 ヌキさんは技術面に関しては、もう言うことがない。いつも通りのプレイをすれば余裕で優勝できるだろう。 問題はEVOという大舞台で緊張せずに、いつも通りのプレイができるかどうかだ。課題はメンタル面だ。 だから今、こうやってヌキさんのメンタルを鍛えてる。快感に耐え切る精神力を身に付ければ、優勝は間違いないだろう」 「んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!」
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77 :実況厳禁@名無しの格闘家[]:2017/08/11(金) 07:24:46.10 ID:ntwPSrAm0 - 二人の関係について、かねてから噂は聞いていた。にわかには信じがたい噂だった。
しかし、目の前の光景が、噂が真実だったということを物語っている。 そして、その噂が流れ出した辺りから大貫は格ゲーで敗北を重ねるようになり、第一線から姿を消した。 この狂った関係をやめさせなければならない。 かつて共に戦った仲間として、自分が大貫を救うしかない。 MOVは、そのためにここへ来たのだった。 「こんなやり方は間違っている」 「あ?」 「力丸くんのやり方じゃ真にみんなの平和で楽しいゲームの時間はやってこない」 「ヌルいこと言ってんじゃねーよ!!!!馬鹿じゃねーの!?不愉快だわ!!!!!!」 パァン!!パァン!!パァン!!パァン!!パァン!!パァン!!パァン!!パァン!! 「んっ!力丸!!やめて!MOVへの怒りを俺のお尻にぶつけないで!!堕ちちゃう!堕ちちゃアイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!!!!!!!!」
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78 :実況厳禁@名無しの格闘家[]:2017/08/11(金) 07:25:25.35 ID:ntwPSrAm0 - 大貫は浅草中に響くほどの声量で絶叫すると同時に、腹肉に埋没した陰茎から濃厚な精液を滴らせた。
「大貫てめえ!!この程度で堕ちてんじゃねーよ!!こんなんじゃEVO優勝なんて夢のまた夢だぞ!!罰としてもう1時間追加だ!!」 「んっ!!!だめえええええええ!!!力丸ぅ!!!力丸ぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!」 MOVはあまりの迫力に圧倒されて言葉を失い、立ち尽くすしかなかった。 「……」 「帰れMOV、特訓の邪魔だ」 パァン!!パァン!!パァン!!パァン!!パァン!!パァン!!パァン!!パァン!! 「……」 「帰れって言ってんだ!!!!!聞こえねえのか!!!!!!」 パァァン!!!パァァン!!!パァァン!!!パァァン!!!パァァン!!!パァァン!!!パァァン!!!パァァン!!! 「んっ!!!!MOVごめん!!今日のところは帰って!!じゃないと俺、また堕ちちゃアイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!!!!!!!!」 もう、どうすることもできなかった。 無力感に打ちひしがれながら、MOVはその場を後にした。 この日をもって、キングギドラは事実上の解散となる。
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79 :実況厳禁@名無しの格闘家[]:2017/08/11(金) 07:26:48.03 ID:ntwPSrAm0 - その後、MOVは平和島のとき○荘でえいた、ゆかどんと共に"新生キングギドラ"を結成。
清潔で伸び伸びとした環境で「真にみんなの平和で楽しいゲームの時間」を過ごしながら、着実に実力を付けていった。 そして、いよいよ迎えたEVO2016。 新生キングギドラは三人揃ってベスト8の快挙を成し遂げる。 一方、大貫は健闘したものの、土壇場で力丸のチンポがフラッシュバックして惜しくもKO(ココタ堕ち)負けしてしまった。 表彰式を終えたMOVは、壇上から満員の観客席を見回しながら感慨に耽っていた。 その途中、会場を去ろうとする大貫の姿が見えた。 すぐに壇上から降りて大貫の元に駆け寄る。
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80 :実況厳禁@名無しの格闘家[]:2017/08/11(金) 07:27:42.93 ID:ntwPSrAm0 - 「大貫くん!」
大貫はMOVの声に反応して立ち止まったものの、振り返ることもせずに後ろを向いたままだった。 「こんな場で言うのもなんだけど……力丸くんとの関係を今すぐ絶って欲しい。 断言するけど今のままじゃ大貫くんは絶対に優勝できない。それどころか、いずれ格ゲーができない体になってしまうだろう」 大貫は依然として後ろを向いたまま、MOVを一瞥すらせず押し黙っている。 MOVはそのまま話し続けた。 「大貫くん、平和島に来ないか?俺たちはこの通り、とき○荘で練習して結果を出した。それができるだけの環境は整っている。 大貫くんは俺たちより才能があるから、良い環境さえあれば、きっと優勝できるはずだ」 熱のこもったMOVの勧誘にも大貫はまるで無反応だ。 痺れを切らしたMOVは大貫の腕を強引に掴んで叫んだ。 「大貫くん!!」 「やめろ!MOV!」 MOVの腕を振り払って大貫が突然絶叫した。 しばらくの気まずい沈黙が流れた後、大貫はゆっくりと振り返って、一言だけ呟いた。 「力丸が、日本で待ってる」 そして、大貫は会場の出口へ向かっていった。 大貫のズボンには腸液と思われる大きな染みができていた。 彼は遠い所へ行ってしまった。もう二度と、こっちの世界に戻ってくることはないのだ。 MOVはそう悟り、静かに涙した。
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