- 【相撲三銃士は】曙 強 す ぎ 29勝【健在】
152 ：難波聡君 ◆mfUQ6tESx6 [ゲルマニウム ネズミ講]：2007/08/19(日) 09:40:34 ID:vI97FUmj0 - >>141
もうひとりの人が書いてます
微妙な盛況だね過疎化させてやる
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153 ：難波聡君 ◆mfUQ6tESx6 [ゲルマニウム ネズミ講]：2007/08/19(日) 09:41:26 ID:vI97FUmj0 - 柳龍拳伝
昭和２０年８月１５日。
大東亜戦争は日本の敗戦によって幕を閉じた。
Ｈ・Ｇ・ウェルズ(イギリス、歴史学者)はこう語る。
「この大戦は植民地主義に終止符を打ち、白人と有色人種との平等をもたらし、世界連邦の礎石をおいた。」
しかしその輝かしい歴史的意義とは無関係に、外地の日本人には非情な現実が重くのしかかった。
当時サハリン南部には日本人が移住しており、柳一家もそうした住民だった。
父になる柳翼龍、母になる柳拳母、姉にあたる柳真緒香（まおか）の３人家族で、龍拳先生はまだ生まれていなかった。
大東亜戦争により翼龍は出征。
真珠湾、マレー半島、フィリピン戦線にて大東流合気で敵兵を恐怖のどん底に陥れた。
「リメンバー ヤナギ」は真珠湾攻撃時に一人落下傘降下し、アリゾナを沈めたことから生まれた言葉で、アリゾナ記念館の正式名称はヤナギ記念館である。
マッカーサーの「柳が後十人いたら米国は負けていた」はフィリピンから潜水艦で豪州に逃げた体験がいわせた。
南方を制した翼龍は終戦まで北の守りにつく。
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154 ：難波聡君 ◆mfUQ6tESx6 [ゲルマニウム ネズミ講]：2007/08/19(日) 09:42:08 ID:vI97FUmj0 - 真緒香はどうなったのだろう。
就職を目指す女性たちのあこがれ、電話交換手として銃後の守りについていた。
しかし悲劇をどう書いたらいいのか困惑してしまう。
真緒香の生き様は昭和４９年に映画化されたが公開１０日前になって中止に追い込まれた。
死してなお日ソ関係を危うくするほどの影響を与えたのである。
今は冥福を祈るのみ。
昭和４３年、昭和天皇、香淳皇后は慰霊碑を訪れている。
なすべきをなしをへてつひに命たちし
少女（をとめ）のこころわが胸をうつ
樺太につゆと消えたる少女らの
みたまやすかれとただにいのりぬ
後に龍拳先生は仏門に入る。
そして公開されることのなかった映画を探した。
旧ソ連の抗議で公開できず、フィルムを買い上げられ日本の映画館で上映できなかった映画。
文部省選定・優秀映画鑑賞会推薦・青少年映画審議会推選・全日本教育父母会議推薦・日本PTA全国協議会特別推薦であった映画（実話）。
姉の供養のためにもなんとか復元したい・・・
龍拳先生は離散したフィルムの在り処を探すため、雲水になり行脚の旅へ出た。
時に飢餓に苦しみながらもフィルムを集め、合気とデジタル技術で蘇らせた。
公開されることのなかった姉、真緒香の映画がいまここにある！
静かに冥福を祈る龍拳先生の頬に涙が流れた。
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155 ：難波聡君 ◆mfUQ6tESx6 [ゲルマニウム ネズミ講]：2007/08/19(日) 09:43:11 ID:vI97FUmj0 - 柳一家が乗った引揚船は第二新興丸という緊急手配された船だった。
この日、小笠原丸、泰東丸も多くの引揚者を乗せて樺太から北海道へ航行していた。
だが悲劇が起った。
小笠原丸はもちろん戦争後であり灯火管制もせずにいたのだが、国籍不明の潜水艦による魚雷攻撃を受け、轟沈。
浮上した潜水艦は海面を漂って助けを求める婦女子たちに機銃掃射を浴びせた。
そこには笑いながら機銃掃射を続けるソ連兵の姿があったという。
一般乗客で生き残ったのは約６００人中１９人。
泰東丸も同じ最後を迎える。
緊急避難時ゆえ乗客名簿などあろうわけもなく、遺族にとっては生死不明の年月が流れることになった。
第二新興丸も魚雷攻撃を受けた。
ガガガーン！
すざましい衝撃が船底から突き上げ、甲板にいた柳一家はバラバラに飛ばされた。
船は傾斜する。
拳母は龍拳先生を必死で抱いていたが、耐えきれなかった。
「龍拳を！」
海へ落ちる刹那、龍拳先生をデッキの手すりにつかまっていた翼龍へ投げた。
海上に投げ出され、潮の流れにのみ込まれていく拳母。
龍拳先生を受け取り、身動きできない翼龍。
拳母は最後の力で手を振った。
「いままでありがとう！」
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156 ：難波聡君 ◆mfUQ6tESx6 [ゲルマニウム ネズミ講]：2007/08/19(日) 09:43:51 ID:vI97FUmj0 - 翼龍はあまりの出来事に声を失った。
やがて拳母の姿は消え、代わりに前方に潜水艦が２隻浮上して機銃掃射を始めた。
このままでは皆殺しにされる・・・
だが第二新興丸には１２センチ砲が積んであった。
翼龍は１２センチ砲に駆け寄り、砲弾を装填した。
簡単に当るものではないが、冷静に発射した。
「無！」
翼龍の哀しくも激しい闘気が龍拳先生に伝わった。
そして龍拳先生も砲弾に気を送った。
「当！」
なんと命中。
潜水艦は轟沈し、残った一隻は遁走した。
危機を脱した第二新興丸は奇跡的に留萌港に辿り着いた。
龍拳先生の２００勝について内容がわからず疑問視されることも多い。
最初の一勝は人からではなく、母を奪った潜水艦から父と挙げたものだった。
人に言いたくない痛みを伴う話だったのだ。
沈めた潜水艦は国籍不明とされている。
この沈没した潜水艦を引き揚げて、どこの国の潜水艦かはっきりさせようという運動が起こったこともあった。
しかし実行されていない。
政府がソ連との関係悪化を恐れたからである。
ソ連崩壊の過程で「Ｌ１９」が行方不明になったことが明らかになっている。
これこそロシアが認めることのない、柳親子が沈めた潜水艦である。
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157 ：難波聡君 ◆mfUQ6tESx6 [ゲルマニウム ネズミ講]：2007/08/19(日) 09:45:15 ID:vI97FUmj0 - 翼龍は、港着くまで気を失っていた。突然の出来事の連続で、心身共に疲れ果てたのだろう。
しかし港に着き、船乗り達に救助され一息ついた時に翼龍は我にかえった。
「竜拳は何処にいるのだ」
船乗り達に聞くが、傍らは人の姿は無かったと言う。
ボロボロになった第二新興丸に急いで駆け付けたが、そこには人の姿は無かった。
翼拳は改めて第二新興丸を見て激戦の凄まじさを思い出した。
この半日後に第二新興丸は海の底に沈んだ。
戦闘の凄まじさで、第二新興丸は船の機能は終わっていた。しかし、竜拳の気の残りカスで港に着いた事を誰も知らなかった。
翼拳が気を失い、半刻程時間が過ぎた。
第二新興丸は、船の機能を果たせず海に浮いている木箱にしかすぎなかった。
このままでは沈没の危機にある。しかし、赤ん坊である竜拳がそんな事をわかるわけもなく、時間が過ぎるだけであった。
しばらくして、竜拳はおもむろに両腕を天に向け上げた。そして第二新興丸に気を送り出したのである。
何もわからない赤ん坊が船の危機に気付く訳がない。しかし、竜拳は気を送り続けた。
それは自分が産まれた宿命をわかっているかの如く。
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158 ：難波聡君 ◆mfUQ6tESx6 [ゲルマニウム ネズミ講]：2007/08/19(日) 09:46:00 ID:vI97FUmj0 - しかし一難去って又一難、竜拳の気を受けながら船の機能を果たし出した第二新興丸はその日の夜嵐に会ってしまう。
嵐で揺れる第二新興丸、しかし竜拳は手を天に向けたままだった。
その時、大波が竜拳を飲み込んでしまった。
海に放り出された竜拳。しかし手を天に向けたまま。
しかし、波は竜拳をどんどん飲み込んでいく、ついに竜拳の手が崩れてきた。
それもそうだ、一歳にもならぬ赤ん坊が波に飲まれ苦しく無い訳がない。
しかし手を前に組んで、又手を天に向けかかげた。そして、
「ノー！！」
と叫び、自分の全ての気を第二新興丸に放った。
そして、竜拳は波に飲まれ、海の藻屑と消えて行った。
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159 ：難波聡君 ◆mfUQ6tESx6 [ゲルマニウム ネズミ講]：2007/08/19(日) 09:46:43 ID:vI97FUmj0 - それから8年の月日が流れた。
「エイ、エイ、エーイ、リャー、ノー」そこには海に飲み込まれた竜拳が居た。
あの後、海岸に漂流している竜拳を南斗聖拳の祖が見つけたのだった。
「なんということだ、一枚木の板に乗って流れ着いたのか、奇跡だ。この子は神が私に託したのかもしれない。」そう思い育てたのである。
しかし祖の思惑と違い、南斗聖拳は弟子仲間のオーガイに劣っていたのである。
稽古の度に、オーガイを称える竜拳。
しかし、オーガイは竜拳の素質を見破っていたのである。
いつもの如く、稽古が終わりその後は家事をするのである。祖曰く、家事を出来ないのは拳法をする者として失格だと言う。
竜拳は、タ〜カ安藤トシオの石盤をみて、技を編み出したのである。竜拳腕をグルグルまわして、水車を動かす。そして米をつく。
川に向けて手を回して、拳法着を洗う。それと同時に魚も浮いてくる。
それをオーガイは見ていたのだった。
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160 ：難波聡君 ◆mfUQ6tESx6 [ゲルマニウム ネズミ講]：2007/08/19(日) 09:47:24 ID:vI97FUmj0 - それから3年の月日が流れた
ついに南斗聖拳の伝承の日が訪れたのである。
南斗聖拳は一子相伝、伝承するには師でも殺してしまわなければならない。
しかしリングに上がっていたのは竜拳ではなく、オーガイであった。
お互い目隠しをして、戦い合う。
竜拳はその死闘を見ながらこう呟いた。
「私もこの死闘の後旅にでるか」
ポケットから何かを取り出す竜拳、それはおもちゃであった。
そう、それは親と竜拳を繋ぐ唯一の物。
祖とオーガイの死闘は凄まじく一進一退であった。
お互い疲労が凄まじく、そろそろ決着をつける為に必殺技を出す雰囲気をかもち出している。
その時！！
鋭い光線が二人を直撃した。
祖とオーガイはリングに倒れている。
何が起きたのかわからない竜拳、急いでリングに駆け寄る、その時、
「虎神秘拳鉛筆斬」
竜拳不意を突かれ倒れる。
竜拳は後ろを振り返りこう言った。
「一体何者だ」
「私の名は虎拳」修羅の国からやってきた。
「私を倒したければ修羅の国まで来るがよい。」
虎拳は、竜拳のおもちゃを取り去って行った。
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161 ：難波聡君 ◆mfUQ6tESx6 [ゲルマニウム ネズミ講]：2007/08/19(日) 09:48:17 ID:vI97FUmj0 - 竜拳は水車小屋まで這って行った。水車小屋の裏で、仙豆を栽培していたのだ。
仙豆を食べた竜拳、すると、
「ウホッ」
力がみなぎる竜拳。
「今の体なら界王拳に耐えられるかもしれん」
竜拳は虎拳が去って行った方向に向かって、
「界王拳三倍糸巻きだ、くらえー」
凄い衝撃波が虎拳を襲う
虎拳は宙に浮いて回転してしまった。
「これは竜拳の技か、おもしろくなってきた」
竜拳は祖とオーガイに仙豆を食べさせる、しかし二人の傷は深く、疲労も重なり試作の仙豆では全快にならなかった。
二人を水車小屋に寝かせて、竜拳は、「仇をとりに行ってきます」と言い出て行ってしまった。
ここから
柳竜拳伝〜修羅の国編〜
の始まりである
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- 【相撲三銃士は】曙 強 す ぎ 29勝【健在】
162 ：難波聡君 ◆mfUQ6tESx6 [ゲルマニウム ネズミ講]：2007/08/19(日) 09:50:53 ID:vI97FUmj0 - 柳竜拳伝〜修羅の国編〜
http://www.youtube.com/watch?v=rcg8yMF-IyQ&mode=related&search=
Welcome to this crｙ爺 Time
この八百長舞台へようこそ
ワシは sagi 爺
獲得したいぜ 生徒を
月謝が増えるなんて運がイイぜ
ワシ, sagi 爺
時はまさにきたえーる
ルンルン気分でワシ等は出会った
Keep you burning 駆け抜けて
ワシ パンチで生徒も幻想もパッパラパー
No 生徒 no back 進まなきゃ
絶望じゃなくて明日からどうしょう
We are living, living in the eighties
We still fight, fighting in the eighties
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163 ：難波聡君 ◆mfUQ6tESx6 [ゲルマニウム ネズミ講]：2007/08/19(日) 10:02:20 ID:vI97FUmj0 - 修羅の国に行くにはどうすればいいのか‥‥。
竜拳は悩んだ。そしておもむろに、一本の木へ近ずく。
帯を解き木へ帯を投げつける。
なんと木があっという間に丸太に変わってしまった。
それを持ち虎拳が去っていった方向にぶん投げる。
「武空術」
一瞬の間に丸太の上に乗る竜拳。
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- 【相撲三銃士は】曙 強 す ぎ 29勝【健在】
166 ：難波聡君 ◆mfUQ6tESx6 [ゲルマニウム ネズミ講]：2007/08/19(日) 10:15:27 ID:vI97FUmj0 - 暫らくすると、小さな離れ小島が見えてきた。
その瞬間、鋭い閃光が竜拳を襲う。
とっさに交わしたものの、丸太はチリと化し、勢いあまって竜拳は小島近くの海へ投げ出される。
泳いで小島に着くとそこには虎拳がいた。
竜拳は「いきなりですか‥‥工夫が見当たらないな」
その瞬間、またも鋭い閃光が竜拳を襲う。
「しまった、油断した、よ‥よけられない」
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170 ：難波聡君 ◆mfUQ6tESx6 [ゲルマニウム ネズミ講]：2007/08/19(日) 10:33:36 ID:vI97FUmj0 - 閃光の過ぎた先には、竜拳の姿があった。
胴着はボロボロになり帯は血で赤く染まる。
「か‥界王拳３倍を使ってもこれほどまでとは」
死を覚悟した竜拳は、「体が持つかわからないけどやるしかない‥界王拳２００倍ダー」
虎拳が何かをつぶやいている。
「ダ‥‥ダークネスアンダーファイヤー」
「せ‥‥清純ですが何か？」
しかし竜拳気にもせず虎拳に渾身の手刀を二発食らわす、しかし体が持たずにその場へ尻餅をついて倒れる。
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171 ：難波聡君 ◆mfUQ6tESx6 [ゲルマニウム ネズミ講]：2007/08/19(日) 10:42:48 ID:vI97FUmj0 - 虎拳はかなりのダメージを受けたがまだ動けるようだ。
虎拳は怒り狂い竜拳を八つ裂きにした、
「とどめだ」
竜拳の心臓に手刀を突き刺す。そして竜拳を海へ放り投げる。
「終わったか」
と虎拳が言うと‥‥
「ノー」
竜拳は立ち上がった。
虎拳は奇妙キテレツな叫び声とともに竜拳に襲い掛かる。
「かかったな」
と竜拳は叫ぶ。
「糸巻きストリーーーーーーーーーム」
凄い爆発の渦と、閃光が島全体へ‥‥。
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172 ：難波聡君 ◆mfUQ6tESx6 [ゲルマニウム ネズミ講]：2007/08/19(日) 10:43:37 ID:vI97FUmj0 - 時は流れて平成18年11月26日、北海道札幌の体育館は異様な雰囲気に包まれていた。
世に名高い「きたえーる」の決闘である。
相手はロシアが送り込んだ暗殺拳の達人、岩倉豪（本名イワン・クラゴノフ）。
この試合はＬ１６の引き揚げ運動をしていた龍拳先生を亡き者とせんとするSVR（旧ソ連のKGBにあたる）の陰謀によって組まれた。
プーチンはほくそえんだ。
「このまま龍拳を生かしておいては、南下政策の障害になる。
なに、刺客はイワン・クラゴノフか。
ふっ、ふっ、ふっ、ハラーショ！」
一方、何も知らない龍拳先生は対戦料が入るとルンルン気分だった。
龍拳先生がお金を必要とするのはＬ１６引揚のためで、生活費が渇枯しているからではない。
「龍宝、今日は吉野屋で牛丼だ」
対戦料を当てにして豪勢な宴がもたれたのだった。
どうして一個人が国家組織に勝てようか。
絶望的な状況の中、試合当日を迎えた。
「きょうは来てくれてありがとね」
何も知らずにノホホンと挨拶する龍拳先生。
友好的で安全なルール、試合と聞いていた龍拳先生。
しかし危機は確実に迫っていた。
誓約書にサイン。
堂々と立ったままサインをする龍拳先生に対して、何故かイワン・クラゴノフはしゃがんでサインをした。
誓約書には事前打ち合わせとは違うルール、「マウスピース、グローブ使用不可」が書いてあったのだ！
他に読まれてはと、隠してサインをする狡猾なイワン・・・
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- 【相撲三銃士は】曙 強 す ぎ 29勝【健在】
173 ：難波聡君 ◆mfUQ6tESx6 [ゲルマニウム ネズミ講]：2007/08/19(日) 10:44:23 ID:vI97FUmj0 - 428 名前：実況厳禁＠名無しの格闘家[] 投稿日：2007/07/12(木) 20:42:56 ID:Iwx2AMFE0
「きたえーるの決闘」は書き上げることにした。
書くけれど人を当てするばかりではなく自分でも書くように！
日署、わかったな。
柳龍拳伝
嘘をつけない龍拳先生は相手を信頼しきって契約書を読まずにサインをした。
もちろん審判もSVR（ロシア対外情報庁）の間者。
審判はサインを確認、ニヤリと含み笑いをし、龍拳先生にマウスピース、グローブ使用不可を告げた。
準備運動をしながら怪訝に思いながらも、こちらが手加減すれば良いと承諾ずる聞き分けのよい龍拳先生。
この場に至ってなお、邪悪なイワンの真の姿がつかめなかったのだ。
やがて試合開始。
龍拳先生が軽く手刀を繰り出すと、圧力でイワンが仰け反る。
会場から驚嘆の声が上がる。
暗殺拳の達人ですら龍拳先生にとっては赤子同然だった！
試合の行方は決まったかにみえた。
しかしイワン・クラゴノフは慌てなかった。
暗殺拳はフェアな試合を想定していない。
致命傷を受けないよう、バックステップでかわしながら言い放った。
「龍拳！ 上を見ろ！」
うん？と、龍拳先生がきたえーる体育館の天井を見ると、なんのことはない、色とりどりのおもちゃがぶら下げてあるだけだった。
しかし龍拳先生の反応は尋常ではなかった。
顔から血の気が引き、悪夢が脳裏によみがえった。
「バタフライ・・・」
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174 ：難波聡君 ◆mfUQ6tESx6 [ゲルマニウム ネズミ講]：2007/08/19(日) 10:46:57 ID:vI97FUmj0 - 結構盛況してきましたね。
このスレ好きなんでネタ切れで誰も居ないのはさびしいんで。
小説も約束したところまで書き終えましたので、もうかきません。
普通の住人として居座ります。みなさんすいません。
嘘だけどさ
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