- 岡本里帆ちゃん選手
109 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2016/07/24(日) 14:41:57.30 ID:S2WAwFro - 「けがを乗り越え、よくやった」。23日の金鷲旗高校柔道大会で女子の敬愛(福岡)が接戦で連覇を決めた瞬間、会場のマリンメッセ福岡(福岡市博多区)の
スタンドでは応援団が喜びを爆発させた。ここ10年で5回目の優勝。けがに泣くメンバーが少なくなく、そんな中でも常勝チームとしての重圧に耐える選手の 姿を見守ってきた家族やトレーナーたちは涙を浮かべた。 歓喜の輪を目に涙を浮かべてみつめていたのは、同校のトレーナーを12年間務める理学療法士の中村雅隆さん(34)。「敬愛は強豪と言われるが、 けがが多いチーム」と打ち明ける。 主将の小柳穂乃果選手(3年)は昨年の金鷲旗決勝で痛めた両肩が完治しておらず、全試合で中堅を務めた新森涼選手(3年)も2週間前に足首を痛めていた。 都留麻瑞(まみず)選手(2年)と中原爽(さわ)選手(2年)も大会直前、けがで練習ができない時期があったという。 不安げな選手たちに「焦ったらだめだ」と声をかけ、自転車型のトレーニング器具やダンベルを使う練習などをつきっきりで指導。この日も会場で選手全員の脈を 測り、畳に送り出した。中村さんは「けがを悪化させないでという気持ちと、勝ってほしいという思いの葛藤があったが、優勝してくれて感無量です」とうなずいた。 優勝の瞬間、立ち上がって両手でガッツポーズをした小柳選手の父雄一郎さん(49)は「肩が持ちこたえてくれと祈りながら見ていた。娘にありがとうと言いたい。 しばらくは治療に専念してほしい」と気遣った。新森選手の母みちよさん(51)は「自分の役割は果たせたと思っているのでは。よく頑張ったと言いたい」と ねぎらった。 都留選手の父真一朗さん(44)は、自身も高校時代、けがのため金鷲旗に出場できなかった。「娘がうらやましく誇らしい。夢の舞台に連れてきてもらい、 優勝も果たした。これ以上ない親孝行です」と手放しで喜んだ。 けが、重圧乗り越え連覇 敬愛 支えた家族歓喜 http://www.nishinippon.co.jp/nsp/kin2016_news/article/260986 苦楽を共にしてきた3年生のメンバーが、がっちりと肩を組んだ。大成との女子決勝。今大会初めて登場した児玉が大将同士の一戦を制し、敬愛が2連覇を 達成した。「必ず優勝しようという気持ちで臨んだ。3年生が力を出して、よく頑張ってくれた」。吉元幸洋監督は目を細めた。 昨夏の全国総体70キロ級女王で中堅の新森が躍動した。5回戦で初登場すると、計7人に勝った。南筑との準決勝で快進撃を続ける1年生大将の素根の 快進撃を止め、決勝では昨年活躍した次鋒の松井絵名(3年)に優勢勝ちし、中堅の和田梨乃子(2年)に開始約30秒、支え釣り込み足を決めて一本勝ち。 勝負どころで力を発揮した。 「優勝は素直にうれしい。でも、絶対後ろには回さないという思いでやっていたので…」。相手副将と引き分け、今大会初めて後続にバトンタッチ。目標の 「座り大将で優勝」を逃し、悔しさもにじませた。 昨年の優勝メンバーが5人残り、周囲から「3冠」を期待されてきた。重圧とも闘いながら練習を重ねていた1週間ほど前に、新森は左足首を負傷した。乱取りに 参加できず、道場の片隅で涙を流した。そんなとき児玉から声を掛けられた。「みんなおるから。今、無理したらいけんよ」。新森は顔を上げた。 優勝した3人制の3月の全国選手権は、先鋒と中堅に体重区分があって新森は補欠に回った。「悔しかったけど、チームの優勝に向かってやるだけ」。 積極的に声を出し、仲間の体重管理にも気を配った。春はサポート役に徹し、今大会は主役を務めた。「新森が抜いてくれたので楽になった」と児玉。 チーム内のライバル心、チームの結束力が敬愛の強さの源だ。 これまで優勝したことのない全国総体は約1週間後だ。「みんなで協力して挑戦する」と新森。100周年の記念大会で新たな一ページを刻んだ敬愛が、 初の総体制覇と3冠の悲願達成へ加速する。 敬愛 貫禄の頂点 新森2人抜き 流れ呼ぶ http://www.nishinippon.co.jp/nsp/kin2016_news/article/260990
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110 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2016/07/24(日) 14:43:30.77 ID:S2WAwFro - 雪辱を果たせなかった。初優勝を狙った女子の大成が決勝で敗れた。序盤リードしながらも追いつかれ、大将同士の闘いにもつれ込んだが、
粂田晴乃(3年)が指導二つを受け、決着がついた。粂田は相手副将を抜いたが「大将は負けたらだめ」と自らを責めた。 前回大会と同じ決勝カード。粂田は、準優勝に終わった春の全国選手権の決勝でも敬愛の児玉に敗れた。当時苦労したのが、組み手争い。 今回も身長160センチの粂田より13センチ高い児玉に対し、奥襟を取られないように工夫したものの「相手の圧力がすごかった」と主導権をつかめなかった。 残るは全国総体。「今度こそ勝って優勝したい」と粂田は前を向いた。 大成 また決勝で涙 2年連続で敬愛に屈す http://www.nishinippon.co.jp/nsp/kin2016_news/article/260989 こらえていた涙があふれた。女子で南筑を、初の3位まで引っ張った1年生大将。「チームの目標までたどり着いたのはうれしい。でも負けて終わるのは悔しい」。 敬愛に屈した準決勝。素根輝(あきら)は中堅の新森に「指導3」で敗れ、初めての金鷲旗は幕を閉じた。 快進撃だった。前日の熊本西との4回戦で逆転の2人抜き。この日も藤枝順心(静岡)との5回戦で4人を抜き、準々決勝では全て大内刈りによる一本勝ちで 長崎明誠の3人を抜いた。引き分けさえ許されない状況を次々と打ち破った。父の行雄さんに「世界で輝いてほしい」と名付けられた、その名の通り、まばゆい光 を放った。 だが、準決勝は1人抜いた後、昨年の全国総体70キロ級女王の新森を抜く力は残っていなかった。「力尽きたとは思ってない。ただ、パワーとスタミナは 全然足りない」。鮮烈なデビューを飾ったヒロインは唇をかんだ。 南筑の広瀬豊彦監督は「1、2年生中心で経験が少なく、まだ素根頼り。藤枝順心戦を、もう少し楽に戦わせていれば…。素根は精神的に成長し、チームに とってもこの経験は大きい」と手応えを感じている。「スタミナと力をつけ、技術を磨いて来年は優勝する。五輪で金メダルを取りたい」。そう言い切った1年生が、 100周年の記念大会で新たな記憶を刻んだ。 1年素根奮闘、南筑3位 5回戦、準々決勝 窮地で計7人抜く http://www.nishinippon.co.jp/nsp/kin2016_news/article/260988
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- 岡本里帆ちゃん選手
111 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2016/07/24(日) 14:43:54.27 ID:S2WAwFro - 男子柔道は負けて強くなる。6月の延岡合宿(宮崎県)で追い込みをかけ、今月はスペインで他国のライバル選手もいる国際合宿(欧州柔道連盟主催)に参加。
8月5日開幕のリオデジャネイロ五輪に向け、準備も最終段階に入った。井上康生代表監督は選手全員にこう呼びかける。「五輪に魔物などいない」。 世界が恐れる常勝軍団、ニッポン柔道は復権なるか。選手たちの声を拾った。 先陣を切るのは金メダルが有力視される60キロ級の高藤直寿。それに続くのは、今回出場する男子選手で唯一のロンドン五輪経験者の66キロ級海老沼匡だ。 前回五輪では直前にイベントや合宿が重なり、海老沼自身は「疲れがあり、精神面もベストとはいえない状態だった」と振り返る。結局は準決勝でグルジア選手 に一本負けを喫し、結果は銅。今回はリベンジの舞台だ。代表選考を兼ねた2月のグランドスラム・パリで優勝。4月の選抜体重別選手権は3位だったが、 本番が近づくにつれ調子を上げている。海老沼は言う。 「ロンドン五輪は男子日本柔道が金メダルゼロに終わった。あれは僕の責任でもある。やっと雪辱の時が来た。ロンドンの“借り”を返すため、これまでやってきた。 この4年間が間違っていなかったことを証明したい」 73キロ級だがひと回り大きく見えるのは大野将平。ヘラクレスのような筋骨隆々のボディーだ。合宿時、上から吊ったロープを腕力だけで昇降するトレーニングで は、降り切る直前に止まり、再び昇る負荷の高い練習を軽やかにこなす。同じくムキムキのコーチは「大野の筋力は外国人と同等というか、超えてますから」。 風に逆らわない「柳」にも例えられる柔道が持ち味なのは、81キロ級の永瀬貴規。井上監督もその独特なスタイルに「どこで指導を受けたの?」と思わず本人に 尋ねたらしい。階級は重いがパワフルな柔道ではない。長い手足で組み手を制し、相手の技で足を跳ね上げられても、さらに足を上げていなせる。「相手の力が すべて吸収されてしまうような、それでいて、いきなり力強い技を繰り出す柔道」(井上監督)。当の本人は自身をこう分析する 「昔から他人の試合を見るのが好きでした。(得意の内股も)見よう見まねからです。受けも自然に身につきました。そういったバランスの部分はいいほうかなと。 感覚的な部分が大きい」 受け答えも自然体。記者から「派手でない柔道」、つまり地味だと言われたって、いなしていた。 重量級はどうか。好調なのは米国出身の父親を持つ90キロ級のベイカー茉秋(ましゅう)。東海大学の学生だ。熾烈な代表争いが終わった直後、 世界ランキング上位の選手で争う5月の「ワールドマスターズ」では、不覚を取る代表選手が続出したが、ベイカーは優勝。重量級の先陣だけに、期待がかかる。 テレビの前で現役時代の井上康生の内股を見て憧れた小学生も、リオ代表の中にいる。100キロ級の羽賀龍之介だ。 右ひざ内側のじん帯を部分断裂し、最終選考となる4月の選抜体重別選手権を欠場するなど一時不安な時期はあったが、予後は順調。延岡合宿もスペインの 国際合宿にも参加し、力強い稽古を見せている。 実は父親も同じく柔道の元五輪候補だった。得意技は自分と同じ内股。「当時のビデオを見てもよく似ています。父の内股に対する憧れがあった」と羽賀。 内股歴はざっと22年。柔道の軸と自信は内股にある。初の五輪の舞台だが、無用な恐れは感じていない。 「五輪が近づくにつれて本当に別物だなと思います。ただ、魔物はいないんじゃないですかね。やっぱり練習している人が勝つし、それなりに賭けている人が勝つ。 準備段階で(勝負は)けっこう決まっているんじゃないですか」 100キロ超級の原沢久喜にも期待がかかる。最重量のこの階級の座はかつて、日本の指定席。だが今はリネール(仏)が君臨する。 そんな「JUDO」に抑え込まれている現状を、日本勢は破ろうとしている。日本人で唯一、リネールに黒星をつけた上川大樹は練習で原沢に胸を貸し、 今回代表の座を原沢と争った七戸龍は国際合宿でリネールと手合わせし、気付いた点をコーチに伝えているという。 さあどうなるニッポンの柔道。60キロ級高藤が出陣する初日は6日、100キロ超級の原沢が登場するのは最終日の12日。 リオで復権なるか?日本柔道 「魔物などいない」と井上監督 http://dot.asahi.com/wa/2016072100265.html
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- 金鷲旗
18 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2016/07/24(日) 14:45:17.38 ID:S2WAwFro - 苦楽を共にしてきた3年生のメンバーが、がっちりと肩を組んだ。大成との女子決勝。今大会初めて登場した児玉が大将同士の一戦を制し、敬愛が2連覇を
達成した。「必ず優勝しようという気持ちで臨んだ。3年生が力を出して、よく頑張ってくれた」。吉元幸洋監督は目を細めた。 昨夏の全国総体70キロ級女王で中堅の新森が躍動した。5回戦で初登場すると、計7人に勝った。南筑との準決勝で快進撃を続ける1年生大将の素根の 快進撃を止め、決勝では昨年活躍した次鋒の松井絵名(3年)に優勢勝ちし、中堅の和田梨乃子(2年)に開始約30秒、支え釣り込み足を決めて一本勝ち。 勝負どころで力を発揮した。 「優勝は素直にうれしい。でも、絶対後ろには回さないという思いでやっていたので…」。相手副将と引き分け、今大会初めて後続にバトンタッチ。目標の 「座り大将で優勝」を逃し、悔しさもにじませた。 昨年の優勝メンバーが5人残り、周囲から「3冠」を期待されてきた。重圧とも闘いながら練習を重ねていた1週間ほど前に、新森は左足首を負傷した。乱取りに 参加できず、道場の片隅で涙を流した。そんなとき児玉から声を掛けられた。「みんなおるから。今、無理したらいけんよ」。新森は顔を上げた。 優勝した3人制の3月の全国選手権は、先鋒と中堅に体重区分があって新森は補欠に回った。「悔しかったけど、チームの優勝に向かってやるだけ」。 積極的に声を出し、仲間の体重管理にも気を配った。春はサポート役に徹し、今大会は主役を務めた。「新森が抜いてくれたので楽になった」と児玉。 チーム内のライバル心、チームの結束力が敬愛の強さの源だ。 これまで優勝したことのない全国総体は約1週間後だ。「みんなで協力して挑戦する」と新森。100周年の記念大会で新たな一ページを刻んだ敬愛が、 初の総体制覇と3冠の悲願達成へ加速する。 敬愛 貫禄の頂点 新森2人抜き 流れ呼ぶ http://www.nishinippon.co.jp/nsp/kin2016_news/article/260990
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