- 【存置】死刑存廃論16【廃止】
889 :法の下の名無し[sage]:2018/07/13(金) 02:46:06.73 ID:iKQNxoFd - まったくだね。死刑というのは「人間には至高の尊厳がある」ことを肯定するからこそ
そっから上の刑罰を行いえない上限として置かれているものであって、法や道徳が 許すのなら、死刑罰よりもいくらでも残虐で非道な復讐など可能なのだから。
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- 【存置】死刑存廃論16【廃止】
896 :法の下の名無し[sage]:2018/07/13(金) 15:43:24.56 ID:iKQNxoFd - 名誉罰は選択肢としてありうるね。あとは必要かどうか。名誉罰は
復讐とか教育とかいう目的ではなく、未犯者を威嚇して脅迫する 種類の刑罰なので、近代刑法では許容されないという論点が問題に なるかな。
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- 【存置】死刑存廃論16【廃止】
898 :法の下の名無し[sage]:2018/07/13(金) 19:33:43.71 ID:iKQNxoFd - 近代というか近代以降だな。婚姻制度や譲渡契約、養子縁組など2000年前から
契約の基本は進化しとらんよ。人間の考えることのある種の領域には地理的隔離や 時間的隔離を飛び越える共通性があるから学術の対象になるのだね。状況次第や 時間次第でまったく一貫性や共通性がない(斉一性がない)のならば、学術の対象には なりえない。分類可能性や記載価値がなくなってしまうのだから。
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- 【存置】死刑存廃論16【廃止】
901 :法の下の名無し[sage]:2018/07/13(金) 19:58:37.22 ID:iKQNxoFd - 行動する自由があることと、それに対置して刑罰として社会力を行使する自由とは
自由が競合しており、このばあい後者の自由に社会力は加担する(当然だが)。 自由というのは個人にとって絶対性が保証されていることが自由主義の根幹で、 あとは自由同士の競合関係をどう処理していくかという指導原理が「自由主義」だろう。 未犯者を威嚇する点についていえば、社会力が残虐刑の公開という方法で、個人の 内心に干渉することが論点になる。内心ではいかに邪悪で非人道的な思想を持とうが 自由であり、社会は干渉しないと言うのが自由主義なので、これに抵触することに なる(指導原理上での矛盾)。
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- 【存置】死刑存廃論16【廃止】
903 :法の下の名無し[sage]:2018/07/13(金) 20:03:45.05 ID:iKQNxoFd - 残虐刑の公開に対しては、なんともおもわない未犯者と、不快な内心干渉だと腹を立てる未犯者が
いるとして、後者が少数者であったとしても、前者に対しては必要のない行為(威嚇効果がない)し、 後者に対しては内心への干渉を極力回避すべきであるので、いずれにせよ必要ないので残虐刑の 公開は方針として採る必要がない(むろん取ってもよいが、その場合、自由主義の指導原理に修正を 要求しており、そのような操作的で恣意的な干渉がつねに正当化できるとは言えなくなる)。
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