- 大学の憲法の試験ってなに勉強したらええんや [無断転載禁止]©2ch.net
37 :法の下の名無し[sage]:2017/10/20(金) 22:28:30.87 ID:yLbaGqo9 - 法律問題は,その奥深くにおいて宗教と深く絡んでいる。
儒教を背景にした法律観は「統治階級が人民に下す命令」である。 これに対し、キリスト教を背景にした法律観は「神から発するもの」である。 キリスト教の場合,統治階級と一般民衆は,神に対しては横並びである。 だからこそ「法の支配」という発想も出てくる。 日本は従来,儒教的な法律観をもっていたが,日本国憲法は 西洋伝来の一神教的法律観を胚胎している。 さて、 確かに、芦部憲法学は、現在の憲法解釈論のスタートラインと言ってよい。 ただ、芦部はそれ自体が中庸な解釈論であるから、芦部の右、芦部の左を 睨みながら勉強するのが良い。 それと同時に、芦部の統治機構についての基本的考え方を押さえておくべきだ。 芦部は立法府と司法府の関係性をどのように考えてるの? 弟子の高橋和之とどう違うの? 佐藤幸治とどう違うの? なぁ〜んて質問をしたら、目を白黒させて「ふがふが」言う奴が多いに決まっている。 結論から言えば、上記は試験合格とは直接の関係はない。しかし、 背景に理解があるからこそ、群を抜く上位答案が書けるのだよ。
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