- 刑法の勉強法■44
28 :法の下の名無し[sage]:2013/11/03(日) 21:48:46.44 ID:w/CJIeD0 - >>27
個人的には、危険の現実化説は行為時の認識を基礎とするのではなくて 全事情を考慮するから、具体的危険説とは整合しないと考えて整理できる。 しかし因果関係の錯誤は、行為時の認識を問題にせざるをえないので、 その場合にどういう事情を認識すれば故意を認めうるのかがわからない。 その辺をうまく整理する考え方はないものかと思って。 理論的には「危険の現実化を肯定しうる事実認識があれば現実に 発生した危険実現の経過と一致する必要はなく、また、その事実認識の程度としては 危険の現実化の判断には規範的評価を伴うので、一般人が危険実現の蓋然性を感じる程度の 認識で足りる」というようになるかと思ったのだけど。どう?
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