- 初学者の質問に学者が答える
183 :法の下の名無し[sage]:2011/04/11(月) 21:04:24.95 ID:l+ztqZ4n - 2011年4月以降にパブリック・コメントの手続きをとり、これで パブ・コメは終了
そして速やかに改正案を起草し債権法改正法案は2012年の通常国会提出予定 民法という重要法案としては異例にあまりにも荒っぽい法改正。 債権法改正の大きな目的である「国民一般に分かりやすいものとする」との観点からは、 はたしてすべての条文にわたり網羅的な見直しが必要であるのか。 たとえば、現状においては特段の支障は生じていない部分も相当にある。 ましてや、理論的な整合性から「壊れていないもの」にまで手を入れるようなことになれば、 法曹界を含む実務に大混乱をもたらしかねない。 (債務者が)引き受けた以上は絶対に履行結果を達成しなければならない、さもなくば賠償だ、 というのである。 前代見聞の厳格責任主義であり、契約法の基本に反する。 「請負・委任・寄託・雇用を包摂する上位のカテゴリー」というのだから滅茶苦茶である。 木庭顕「債権法改正の基本方針」に対するロマニスト・リヴュー,速報版 http://www.j.u-tokyo.ac.jp/sl-lr/05/papers/v05part10(koba).pdf 東京大学法科大学院ローレビュー第5巻
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