- 【朝日・毎日】早稲田マスゴミの偏向報道
100 :エリート街道さん[]:2010/12/18(土) 13:25:27 ID:EKh1G6cn - >>99
http://www.accumu.jp/back_numbers/vol9/日本の私学と「専門学校」の概念.html 日本の近代高等教育システムは明治維新期に政府の強力な主導で成立したものである。自然 のなりゆきとして,官製教育システムの急速な発展に応じて,それに対抗する教育思想が現 れた。「その他各種の学校」と呼ばれた学校群の中で,東京専門学校(1882年創立,後の早 稲田大学),同志社英学校(1875年創立,後の同志社大学),そして慶応義塾(1858年創立, 後の慶応義塾大学)は,公教育ならびに私学教育について優れた教育哲学を打ち立ててきた。 永井道雄はこれら三校を「自由主義派」(注1) と名付けたが,この三校は今もなお日本にお ける私学のリーダーであり続けている。 これに対し,他の多くの私学は,二流の高等教育機関としての地位に甘んじて,帝国大学の入 試に落ちた若者たちに教育の機会を与える役割を果たした。官立学校の教育プログラムに追随 するだけのこうした私学を,永井は「適応派」と呼んだ。さらにまた,永井が一括して「伝統 主義派」と呼ぶ私学群もあった。これは,森有礼が目論んだ官立学校よりも遥かに保守的であり, 当時の日本の時代精神を反映して,西洋的合理主義よりも国学と東洋精神をより尊崇するもので あった。 しかし,こうした三つの私学モデルのうち,日本の教育史における最大の遺産は,東京専門学校 (早稲田),慶応,同志社という自由主義派私学の創立者たちとその同志たちによって,作り上 げられたものである。
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