- 懐かしの常磐線
240 :回想774列車[sage]:2011/06/13(月) 23:15:32.92 ID:mIdoc+mI - >>238-239
仙台から上野への最終昼行急行でしたが、仙台からだと原ノ町や平、水戸への客が多かったですね。。。 そういえば上り「そうま」は原ノ町で下り「みちのく」と交換してました。 仙台からの帰り、上り「そうま」で原ノ町に着くとホームに響く「べんとーーー、べんとーーー」という太い声、 そしてホームに漂うそばつゆの匂いが原ノ町に帰って来た証でした。 跨線橋を登って下る頃、轟音と共に下り「みちのく」が到着。こちらのホームにも「べんとーーー、べんとーーー」の声が響き渡ります。 食堂車もありましたが、時間帯が時間帯なのでドア部分から売り子さんを呼んでる人もいました。 「そうま」に比べて大荷物の人が多く下車し、出札口へと向かってます。 「みちのく」の発車を見送ると一緒にいる母が「夜は駅弁にしようか?」と言って、かにめしを買ってタクシーへと乗り込むのでした。 あれから30余年、「そうま」も「みちのく」も、2・3番線のそば屋も、独立した部屋だったみどりの窓口も無くなり、 弁当売りのおじさんは女性に代わり、出札口は改札に統合されてしまい、今や路線自体もなくなるかもしれないという状況ですが、 ホーム上に「みちのく」や「そうま」の乗車口案内がかすかに残ってくれてます。 これから10年後、20年後に原ノ町駅、そして常磐線がどうなるのかは判りませんが、 せめてこれだけでも残ってくれればと思います。
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