- 鉄道郵便を語るスレ
581 :元二乗[]:2011/06/12(日) 21:56:19.57 ID:QSYu/dXD - >>577
このたびの荷36レは編成表を見ると見事な多層建ての郵便車連結をしています。 砕いて説明しますと 大郵3 阪長下 大阪→米原 四郵1 東岡上護送 岡山→汐留 門郵1 東門上三 東小倉→汐留 大郵1 阪門上 東小倉→大阪 が絡んでいまして、すべて乗務員が乗り、護送以外は扱便です。大阪で解放と増結がありますが 岡山米原間では編成中に郵便車は3両あるということです。貫通幌については、郵便車どうしが 連結されていてもつながっていなかったはずです。もとより、車両間を往き来するものではなく 1両ごとに別々の便であり、乗務員の仕事は独立しています。何より、貫通扉は内側から施錠して 安全を図っていました。 長くなりますと文字大杉にひっかかりますので、接続に関することは別途説明します。
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582 :元二乗[]:2011/06/12(日) 22:07:28.08 ID:QSYu/dXD - 【結束と最先引渡し】
次に接続についてご質問ですが、以前説明しました鉄道便どうしの結束というのは規定時間内に結束 指定駅を発車する他便のほか、同一列車に併結されていた複数の郵便車が、分割により先行、後続 又は別方向へ向かう便へも積み替え可能な限り結束便になり得ます。 今回の荷36レにあっては、あらかじめ岡山で東岡が加わり、大阪では阪門を切り離すと同時に阪長を 増結するという入れ換えが短時間に行われたということで、大阪では以前お話しした他便への結束 が行われています。具体的には、東岡、上三、阪門の各便から阪長に対して滋賀県長浜塩津間及び 福井県以北阪青線方面が主なものです。大阪では各便とも大量の郵袋が降ろされるので、わずかな 連絡時間で阪長宛の郵袋をホームで選別するのは駐在も大変です。そこで「最先引渡」という制度 がありまして、車内で郵袋の山を積み分けるとき、大阪鉄郵引渡のつまり他線積み替え郵袋とは別 に阪長宛は別の山にしておいて、大阪駅でドアを開けるとすぐに「阪長の最先やで」と駐在に言い ながら引き渡すと、台車に乗せて阪長が連結される位置に持って行くわけです。そのあとで鉄郵宛、 中郵宛通常、大阪小包宛と分けながら降ろして行きます。あと、わずかながら阪門車内で岐阜県以 東のブツが出れば、同じく最先引渡にて上三に渡される場合もあります。 一方、阪長は大阪積み込みの郵袋は引込線で停車中に飲み込まれているので、入れ換えで荷36レに 連結されたあと、最先引渡のブツも追加で積み込まれ、作業開始となります。 また阪門は最先郵袋だけを降ろすと入れ換えされて引込線に入ってからぼちぼち全部のブツを降ろ していたと記憶しています。
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583 :元二乗[]:2011/06/12(日) 22:15:19.47 ID:QSYu/dXD - >>579
連投ごめん。 当オユ10の区分室採光窓は白っぽいスリガラスです。車種により白強化プラスチックや透明ガラス もあったかもしれません。
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