- Core 2 Duoはやっぱりもっさりだった Part15
757 :Socket774[sage]:2007/03/23(金) 03:35:55 ID:BJWWsxzR - GPUとして特化する必要はないな。
どうせサウスブリッジに相当するI/Oチップは別に必要になるし、当然そこには PCI-Expressもぶら下がるんだから、GPUとしての性能が欲しけりゃ今と同じように ハイエンドビデオカードを載せれば済む。 いずれにしても、メモリコントローラ統合を既に済ませてるからこそ検討出来る手だな。 intelも一応検討はしているみたいだが、現状ではでかい壁があるから出来ないというのが本音だろう。
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765 :Socket774[sage]:2007/03/23(金) 10:50:07 ID:BJWWsxzR - >技術差
intelの設計・製造能力を考えれば、単にCPUダイ上にGPUを統合するだけなら そんなに厳しい話じゃないな。 一番でかい問題はFSBだ。 現状のFSBのままGPUなんか統合してみろ。 GPUのメモリ帯域にFSB帯域食い潰されて、CPUは死んだも同然だぜ? 今見えてるロードマップじゃFSB 1600MHzまでははっきりしてるが、これでやっと DDR2-800 DualChannelをようやくカバーできる程度。 この程度の帯域幅じゃ「やりたくてもやれない」ってのが実情だな。 実際、Timnaでは一度やろうとしてたことだから戦略的にもおかしな話じゃない。
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770 :Socket774[sage]:2007/03/23(金) 13:43:48 ID:BJWWsxzR - 現在のFSBは1066MHz=8.5GByte/s。
DDR2-800 Dualの12.8GByte/sさえカバー出来ないのに採用しているのは チップセット側にGPUが統合されてるからだ。 この構造なら、余った4.3GByte/sをGPUが利用できるからDDR2-800までサポートする意味がある。 仮に今のFSBのままGPUを統合したとすると、8.5GByte/sしかない帯域から4.3GByteを食われたら CPUの使える帯域は4.2GByte/sしかない。 FSB-1600MHzになれば問題は解消されるか?というとFSB-1600MHzでの帯域は12.8GByte/s。 そこから4.3GByte/s食われてしまえば残りは8.5GByte/s。 現行FSBからの周波数向上分も簡単に食い潰されてしまう。 今の構造のままなら、FSB-1600MHzの頃にはDDR3-1066に移行する頃だろうから、今と同様に 余った帯域をGPUが利用しつつ、CPUは性能向上できる。 こういう図式がある以上、CSIとメモコン統合を終えるまでintelのGPU統合はないな。
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778 :Socket774[sage]:2007/03/23(金) 14:12:08 ID:BJWWsxzR - CPUからの要求でメモリからチップセット内に読み出したデータをCPUに転送する
遅延時間の合間にGPUが空いているメモリバスにアクセス出来るだけでも大きな差になる。 CPU側にGPUを統合してしまえば、チップセットからCPUへのデータ転送中は FSBが塞がるからGPUも止まって、せっかく空いているメモリバスは無駄に遊んでしまう。 MediaGXにしろ、TimnaにしろGPU統合CPUがメモリコントローラを統合してるのは この手のボトルネック解消がどうしても必要になるからだ。 マザーボード上の配線では難しい複数バス実装や動作周波数向上も、チップ上に統合すれば それほど厳しい話じゃなくなるしな。
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