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やめられない名無しさん
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457 :やめられない名無しさん[sage]:2016/08/05(金) 22:56:01.51 ID:DoYJigpE
順調だった拡大路線の歯車が狂いだしたのは、今から2年ほど前、2014年7月にさかのぼる。
久実は突然、末期の肺がんで余命1カ月と宣告されたのだ。

この時点で久実の持ち株比率は約18%、遺族が株を引き継いだ場合、多額の相続税が発生することが見込まれた。

久実は自らの保有する株を、創業家として三枝子と智仁に保有し続けて欲しいという意向を示していた。
そこで、会社の内部では、密かに久実に対する功労金支給の検討を始めた。
株の相続に伴い発生する、多額の相続税への対策だった。

久実は、次兄で東京慈恵会医科大学・消化器外科の医師である教雄を主治医とした。だが、抗がん剤の治療を受けながらも、
息子の智仁を伴い、海外のFCオーナー訪問を続けていた。将来を継がせるため、顔見せ的な意味合いがあったとされる。

実際に久実は生前、「智仁を後継者に」という意向を周辺の親族だけでなく、窪田など主要な経営幹部にも伝えていた。

2015年6月25日の定時株主総会で智仁は常務取締役・海外事業本部長に選任された。
その時点で、久実はもはや壇上にあがる体力もなく、別室のモニター越しに息子の”晴れ舞台”を眺めた。
同年7月27日、久実は容態が急変し、帰らぬ人となる。
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458 :やめられない名無しさん[sage]:2016/08/05(金) 23:02:49.06 ID:DoYJigpE
宙に浮いた、巨額の功労金

久実の従兄弟にあたる社長の窪田健一と智仁の関係が緊張感を増す中、会社は粛々と、8.7億円の功労金の支払いの準備を進めていた。

会社側は9月14日に、臨時株主総会開催の基準日設定公告を発表し、年内の総会開催を決めている。
8.7億円の功労金支給を決定するためには株主に諮る必要があるからだ。

ところが、この臨時株主総会は突如撤回される。
それまで滅多に出社しない旧三菱信託銀行(現三菱UFJ信託銀行)で常務取締役を務めた相談役の河合直忠が、
この頃から頻繁に会社へ出社するようになった。そして「さまざまな介入を始めた」(智仁)

智仁によれば、旧三菱信託銀行(現三菱UFJ信託銀行)で常務取締役を務めた河合直忠が「メインバンクの三菱UFJ信託銀行が8.7億円の功労金は出すべきではないと言っている」
「海外の子会社や、国内の植物工場など、”久実会長の負の遺産”が多いため、銀行は資金の引き揚げを検討している」と発言したという。
さらに旧三菱信託銀行(現三菱UFJ信託銀行)で常務取締役を務めた河合直忠は、智仁の今後10年にわたるキャリアプランと役職を示した文書を作成。署名を求めた。

智仁がメインバンクである三菱UFJ信託銀行に確認すると、旧三菱信託銀行(現三菱UFJ信託銀行)で常務取締役を務めた河合直忠が発言した内容は事実無根だったという。
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459 :やめられない名無しさん[sage]:2016/08/05(金) 23:05:58.70 ID:DoYJigpE
河合直忠が発言した内容は事実無根だったにもかかわらず、会社側は11月6日に臨時株主総会の開催を撤回。
さらに「意思決定のスピードアップ、組織のフラット化を図るため」(窪田)という理由で、
河合直忠が提示した文書の通り、智仁は常務からただの取締役へと降格した。

こうした経緯について会社側は「功労金の金額も含めて検討していたのは事実。
実際には、8億円も支給する余裕はないことを今年になって創業家に伝えた

河合直忠は当初から、一貫して支給すべきと主張している。

金融機関は功労金を出せとも出すなとも明確に表明していない」とする。

その後、創業家と会社は冷戦状態となる。
智仁によれば、「窪田社長は、(降格を命じた)昨年11月6日以降、今年5月7日に面談するまで、目も合わせてもらえなくなった。河合さんからも連絡が途絶えた」という。

河合直忠はその後、相談役から相談役兼最高顧問に就任、
一方で智仁は2月24日に取締役を辞任し、会社を去った。

3月に、三枝子と智仁はそれぞれ13.15%、5.64%の株式を相続。
功労金が得られなかったことで、三枝子の株式を担保に資金を借り入れ、相続税を支払った。
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460 :やめられない名無しさん[sage]:2016/08/05(金) 23:10:07.84 ID:DoYJigpE
3月、旧三菱信託銀行(現三菱UFJ信託銀行)で常務取締役を務めた河合直忠は創業家に連絡をとった。
智仁を始め、久実の長兄である智文、次兄の教雄へ「智仁が大戸屋と縁を切ってはいけない」という趣旨だ 。
一部の親族には「会社側に(持ち株を)売却してはどうか」という打診もあったという。

4月に入り、この3人に三枝子を加えた創業家4人は旧三菱信託銀行(現三菱UFJ信託銀行)で常務取締役を務めた河合直忠と数回の面談を実施。
最終的に、同月26日、両者で合意した条件を書面にした文書を交わした。

「智仁氏が2年後に取締役に復帰できるよう、今後、窪田、創業家、河合にて詰めていく」
「1年後に功労金を支給できるよう努める」という創業家の意向が目につく。

一方で「河合氏を取締役に推薦する」「創業家の議決権行使書を会社側に渡すこと」といった条件も並んでいた。

創業家の面々は「智仁の2年後の取締役復帰と1年後の功労金支給はなんとかするので、私を取締役に入れてほしい」と旧三菱信託銀行(現三菱UFJ信託銀行)で常務取締役を務めた河合直忠が発言したとする。

が、当初8億円近くを見込んでいた功労金は3分の1に減った。

この文書には、最終的に関係者全員が文書に署名した。

だが、改めて文書を確認してみると、智仁の取締役復帰、功労金の支給といった話は盛り込まれていても、確約されていない。
創業家側は5月16日、合意の撤回を会社に伝えた。

にもかかわらず、会社は5月18日に、株主総会の議案として、旧三菱信託銀行(現三菱UFJ信託銀行)で常務取締役を務めた河合直忠が取締役に復帰するなど、大半を入れ替える人事案を公表。
不信が頂点に達した創業家が反対を表明したことで、対立は世間が知るところとなった。
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461 :やめられない名無しさん[sage]:2016/08/05(金) 23:15:57.27 ID:DoYJigpE
ただ、三森久実の実子で後継者候補と目されているとはいえ、三森智仁には目立った実績がないのも事実。

窪田健一と1年前に57歳で亡くなった三森久実は、年齢が13歳離れてはいるが、母親が姉妹というイトコ。
久実のイトコの窪田健一については2012年の社長就任以降、売上高は増えているが、営業利益は横ばいにとどまっている。

ある社員は「窪田健一社長は仕込みや調理の手数を減らすなど、合理化を進めてきた。メニューを変えても、客数は減り続けている。
なぜ取締役を大幅に入れ替えなければならなかったのか、新体制で何を生み出していくのか見えてこない」と嘆く。
FCオーナーも「食材費や人件費が高騰し、経営は苦しい。まずは今の事業をどうするかが最優先。内輪揉めはその次だろう」と手厳しい。

大戸屋を巡る対立は混迷の度合いを深めている。


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