- 庚回乃句のポーカー日記
731 :庚回乃句 ◆iIwQjEvTfg []:2015/07/07(火) 17:35:03.97 ID:HdAOcp/m0 - 「お前はいつか死ぬ」
誰にとっても事実なのに誰にとっても脅しに聞こえる魔法の言葉
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732 :庚回乃句 ◆iIwQjEvTfg []:2015/07/07(火) 17:44:51.02 ID:HdAOcp/m0 - シェケナベイベ「鼻の数はみな一つなのでは?」
庚 「いいえ」 シェケナベイベ「鼻を削ぎ落とされた人はゼロかもしれません。しかしほとんどの人は一つでは?」 庚 「いいえ」 シェケナベイベ「ほとんどの人の鼻が一つでなくても、この世に鼻の数が一つの人が少なくとも二人いるのでは?」 庚 「いいえ」 シェケナベイベ「それはなぜですか」 庚 「私たちは常に自分が持つ鼻の数を念頭に生きているわけではありません。」 庚 「『あなたの鼻の数はいくつ?』と聞かれて、初めて自分の鼻の数について考え始めます。」 庚 「そして数えます。一つ、二つ、三つ。このような経路を経て初めて自分の鼻の数が明らかになります。」 庚 「それまで自分の鼻の数は霧の中に埋没しています。」 庚 「しかし人は忘れます。数えているうちに忘れます。」 庚 「自分の鼻の数を数え終えました。次は相手の鼻の数を数えます。相手の鼻の数を数え終えました。すでに自分の鼻の数を忘れています。」 庚 「自分の鼻の数を数えました。一つ、二つ、三つ。四つまで数えたらいくつまで数えたら忘れます。」 庚 「本当に自分が数えたのが四つなのか、徐々に分からなくなり、また初めから数え直します。」 庚 「それを何度も何度も何度も何度も何度も繰り返します。」 庚 「こうして同じ鼻の数を持つ人間はいません。」
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733 :庚回乃句 ◆iIwQjEvTfg []:2015/07/07(火) 18:04:34.27 ID:HdAOcp/m0 - 全てのものは常に一つ以上ある。しかし数えている内に私たちはそれを忘れる。
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