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128 :名無しさん@お腹いっぱい。[age]:2016/04/08(金) 20:16:05.38 ID:h/+Iwpta -
>>54 【FORTH】2016年04月01日更新 ジカウイルス感染症の発生状況 (厚生労働省検疫所/更新8-その3) http://www.forth.go.jp/topics/2016/04011500.html 小頭症の発生 ・ブラジルでは、2015年10月22日から2016年3月26日までに、小頭症および/または中枢神経(CNS)奇形6,776例が報告されました。このうち死亡報告が208例でした。 この数値は、2001年から2014年の間に年平均の小頭症患者数が全国で163例と記録されていることとは対照的です。この急激な増加の詳細な説明が、最近発表された論文に掲載されています。 ジカウイルスの伝播が確認された15州における小頭症の発生率(10,000生児出生あたり2.8例)は、ジカウイルスの伝播がない4州における小頭症の発生率(10,000生児出生あたり0.6例)を大幅に上回っています。 ・ブラジルで小頭症が疑われると報告された6,776症例のうち2,485例の調査を完了し、27州のうちの21州からの944例で先天性の感染症が原因と疑われる小頭症および/またはその他の神経奇形が確認されました。 ・小頭症はブラジル21州で確認されています。しかし、報告数の増加は北東地域に集中しています。 ・小頭症および/または中枢神経(CNS)奇形が疑われた6,776例のうち、208例が出生時もしくは妊娠中(流産または死産を含む)に死亡しました。 このうち47例に先天性の感染症が原因とみられる小頭症および/または中枢神経(CNS)奇形があり、139例が検討中で、22例が(小頭症および/または先天性感染が関与する中枢神経系奇形の診断基準を満たしていないため)除外されました。 ・フランス領ポリネシアでは、2014年3月から2015年5月までに生まれた子どもの中で、中枢神経奇形をもって生まれた子どもの増加が観察されました。 全国の年間平均例数0〜2例に比べ、この期間には小頭症児8例を含む19例が報告されました。 最近発表された研究では、妊娠初期に感染した妊娠女性10,000人あたり95人に小頭症へのリスクがあると推定されました。 ・カーボヴェルデにおけるジカウイルス感染症流行の発生状況において、2016年3月14日に小頭症の新生児が報告されました。母親と新生児から採取された検体で血清中和法検査によりジカウイルスに対するIgG抗体が示されました。 3月24日に、カーボヴェルデの住民で妊娠の満期に小頭症をともなった新生児を出産していたことが、米国疾病対策センターから報告されました。女性の血清からの予備検査では、ジカウイルスに対するIgM抗体に陽性の結果が得られました。 ・コロンビアは、3月30日に、2016年1月4日から3月20日の間に小頭症の新生児50人を報告しました。この数値は、過去の年平均の予想数(年間140人)に比べて増加を示しています。 登録された50人のうち、16人は関連が疑われたジカウイルスの感染による小頭症であることから除外されました。残る34人のうち、2人は国で定めたジカウイルス感染症による小頭症との関連に対する診断基準から除外されました。 現在、残る32人が、ジカウイルスとの関連性を確立するために検討されています。これまでに、患者32人のうち8人でRT-PCR法検査によりジカウイルスに陽性と判明しました。調査は続けられており、さらなる情報が期待されています。
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