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名無しさん@お腹いっぱい。
【エボラ】海外のニュース・論文等を和訳するスレ

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【エボラ】海外のニュース・論文等を和訳するスレ
47 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2014/09/28(日) 13:46:59.59 ID:LxcGTGP+
http://www.washingtonpost.com/opinions/the-lessons-of-the-ebola-outbreak-suggest-a-larger-faster-response-is-needed/2014/09/01/f0d5b4b4-2fab-11e4-bb9b-997ae96fad33_story.html

2014/9/1

エボラの蔓延の教訓は、より広範囲で迅速な対応が必要であることを示している。

世界は西アフリカで猛威をふるっているエボラウィルスとどのように戦えば良いかを急いで学んでいるところだがそれでも十分とは言えない。
ワクチンも抗ウィルス剤も知られてはいない現時点で、このウィルスにギニア、リベリア、シエラレオネにおいて 3069人が罹患し、1552人が犠牲となっている。
セネガルでは最初の感染者が報告された。総じてそのペースは加速している; すべてのケースの約40%がここ三週間の間に発生している。
WHOは8月28に、最終的には20000人が感染することになるかも知れないと予測している。

遺伝子配列を確定するための研究により、今回の起源は去年の12月の下旬に西アフリカのどこかにいた一匹の動物に由来することが突き止められた。
それ以来、ウィルスは人から人へ体液を伴う接触によって拡散していったのだ。
研究は、感染を防ぐための基本的な原則を強調している: 最善の方法は、感染した人に触れるのを止めることだ。
これは過去数十年におきたより小規模な蔓延によって証明されている方法であった。

しかし、今回の蔓延は過去のすべてのケースを合わせたよりも広範囲に渡っており、それが新しい教訓を必要としている理由でもある。
脆弱な健康管理システムと弱い政府をもつ西アフリカ諸国はこの病気と戦った経験がない。
パニック、猜疑心、恐怖が公衆衛生への配慮に打ち勝ってしまった。
今回の教訓は、厚生省や政府はエボラに感染した人だけではなく、すべての国民の態度に対して注意を払う必要があるということだ。
これから先数ヶ月で感染地域の治安を確保するためには、疾病への対処に必要な医療用品に加えて莫大な人道支援が必要とされるだろう。

これに関連した教訓は、患者の隔離が極めて重要である一方で、それを武力によって実現することはできないということだ。
これはモンロビアのウェストポイントにおいて非常にはっきりと示されたが、政府はここを軍隊と警察によって強制的に隔離することを決定したのだった。
人々は仕事と食料をなんとしても手に入れようとそこを逃れる方法を探し、隔離措置はほころび始めた -- これは当然ウィルスを拡散させることにつながった。
非常線は解除された。取り締まりに対するどのような努力も、それによって影響を受ける人々の協力があって始めて実現可能となる。
街の1区画全体を閉鎖するよりも病人を街から移動させるほうがずっと良い効果を生むのだ。

最後に、エボラに対しては膨大で迅速な対応が必要とされている。その規模が重要である。
最初の対応は国境無き医師団からの警告を除けば非常に慎ましいものであった。
国境無き医師団は戦いの最全線で、対応がいまだに遅れていることを報告していた。
WHOによって承認されたばかりのこれからの数ヶ月の "ロードマップ" は、今回のような蔓延に対しては、特に港と大きな都市において、"大規模でうまく調整された対応が必要である" ことを指摘している。
そのような迅速で大規模な対応にはまた数ヶ月かかるかも知れない。
深刻なヘルスケア・ワーカー不足、空輸航路の混乱、指導力の欠如、これらは他の要因とも相まってその努力を妨げている。
WHOは 4.9億ドルの費用をかけて6ヶ月から9ヶ月を目処にエボラを終息させる計画を発表した。しかし紙の上の計画だけでは十分ではない。
このロードマップを実現するための全域的に協調のとれた努力こそが、今回の蔓延を鎮火させる唯一の方法なのだ。
【エボラ】海外のニュース・論文等を和訳するスレ
49 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2014/09/28(日) 15:30:04.54 ID:LxcGTGP+
http://www.washingtonpost.com/opinions/prioritizing-drug-development-to-fight-ebola/2014/09/24/67ba7cec-441d-11e4-b437-1a7368204804_story.html

9/24

私たちはエボラと戦うための製薬開発に優先順位をつける必要がある

どんなに頑なに信じようとも西アフリカでのエボラ蔓延の最悪のシナリオを無視することはできない。
その流行の範囲、死者の数、それに対する対応、これらすべてが今回は最悪のケースとなっている。
CDCは、火曜日に今回の見通しとして来年1月の終わりまでに最大55万人から140万人の感染を公表した。
以前WHOが見積もった全体で2万人の予測が、ここでは11月初旬には達するであろう数とされている。

非常に冷静な注意喚起が、WHOエボラ対策チームによるレポートに含まれていた。
これはニューイングランド医療ジャーナルの中で公表されたものである。
彼らは感染の急激な加速状況を考えると、多くの専門家が期待していたようにはエボラは封じ込めることも自己終息することもないだろうと警告している。
むしろ、それは "かつて予測されたこともないような規模で西アフリカの人々の間で流行することになる" 可能性があるとしている。
致死率は70%で、これは数百万の人口を抱える都市部では長期にわたる死亡と罹患が続くことを意味する。

公衆衛生上の良い習慣 -- 病人の特定と隔離、感染の連鎖を防ぐために予防線によってウィルスを閉じ込めること -- これらは依然として治療法もワクチンも対処が存在しない疾病に対する基本的な戦略であることには違いない。
しかしWHOは、この伝統的なアプローチでもうまく行かないかも知れないと警告している。
それが事実なら、ワクチンと治療法の開発が本質的な問題となってくる。残念ながら現時点ではそのような単一の薬もワクチンも利用可能ではない。

製薬開発はコストがかかる複雑なプロセスである。
アメリカ合衆国ではバイオ医療の基礎研究の多くは政府によって支援されているが、新しい製薬の開発の大部分はマーケット主導によるプライベート・セクターで行われている。
今年になるまでエボラウィルスを扱う市場は存在しなかった。それまでのエボラの流行はいずれも比較的小規模であったためだ。
エボラに対するいくつかの実験的な治療法はあるにせよ、どれも十分に研究されているとは言えない。
これらの実験的な化合物のいくつかは単に合衆国政府が過去14年間に渡ってバイオテロ防御を目的として重点的に投資してきたことだけが理由で存在している。
その懸念はエボラがバイオテロ兵器として利用されるかも知れないということであった。ところが今や、母なる自然がその引き金を引いてしまったようなのだ。


アメリカ合衆国とイギリスにおいて、実験的な製薬とワクチンに対する精力的な開発が続いているが、新たな治療法を開発し、テストをし、製品として認可されることは単純な話ではない。
新たな処置方法には倫理的な、またロジスティックで複雑な問題が待ち受けている。供給量に制限がある場合にはなおさらである。
実際の利用が急がれることは確かだが、安全性と効率についての厳密なテストを省略することはできない。
しかし政府、研究者そしてプライベート・セクターは、最悪のシナリオが実際に起きた場合には、治療法とワクチンに対する研究を最優先しなくてはならない。


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