- 【MERS】新型コロナウィルス総合スレPart1
27 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2014/05/28(水) 18:39:10.46 ID:mWH7/CBe - 「中東呼吸器症候群」 強制措置可能に
中東を中心に感染が拡大している「中東呼吸器症候群」について、厚生労働省は、国内で感染者が確認された場合、法律に基づいて入院させたりするなどの強制的な措置が取れるようにする方針を決めました。 これは、28日開かれた厚生労働省の専門家会議で決まりました。 WHO=世界保健機関によりますと、おととし発見された「MERSコロナウイルス」によって引き起こされる中東呼吸器症候群は、これまでに635人の患者が確認され、このうち30%に当たる193人が死亡しています。 特にことし4月以降、中東で患者が急増しているほか、中東への渡航歴のある人の感染がアメリカやギリシャ、マレーシアなどでも報告されていて、 厚生労働省は、今後、国内でも感染者が確認される可能性があるとして、法律に基づいて感染拡大を防ぐための医療や検疫の態勢を強化する方針を決めました。 具体的には、中東呼吸器症候群を感染症法の「指定感染症」と検疫法の「検疫感染症」に指定する方針で、 国内で感染者が確認された場合、都道府県知事が患者を医療機関に強制的に入院させることができるほか、空港などの検疫所でも法律に基づいて検査や診察を行えるようになります。 厚生労働省は、この夏に政令を改正し態勢を整えたうえで、早ければ秋の臨時国会に感染症法の改正案を提出し、中東呼吸器症候群と、去年以降中国で感染者が相次いでいるH7N9型の鳥インフルエンザを同じ二類感染症に位置づけたいとしています。 ラクダが感染源の1つ MERSコロナウイルスは、11年前に中国などで感染が拡大し800人近くが死亡した新型肺炎「SARS」の原因と同じ、コロナウイルスの仲間です。 おととし6月にサウジアラビアの病院に入院した患者から初めて検出され、その後、今月26日までに、中東やヨーロッパ各地、それにアメリカなど18か国で635人が感染、うち193人が死亡しています。 特に先月からは患者が急増していて、サウジアラビアでは感染防止対策が十分取られていなかったために、医療機関で院内感染が起きたケースも報告されています。 発症すると発熱やせきといった症状が出て、急速に肺炎を起こすのが特徴で、糖尿病や心臓病など慢性的な病気を抱えている人や高齢者で重症化しやすいということです。 詳しい感染経路は分かっていませんが、中東地域では、ラクダの世話をしたり乳を飲んだりした人が感染していることなどから、ラクダが感染源の1つと考えられています。 今のところ、ヒトからヒトへの感染は医療機関の中や家族の間などに限られていて、感染力は強くないと考えられています。 国立感染症研究所の松山州徳室長は、「今のところ感染力を強める遺伝子の変異は起きていないと言われているが、コロナウイルスは、変異が起きやすい特徴があるため、感染者やウイルスの動向を注意深く見ていく必要がある」と話しています。 ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140528/K10047987911_1405281801_1405281820_01.jpg ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140528/k10014798791000.html MERSを2類感染症指定へ 厚労省、強制入院可能に 厚生労働省は28日、中東を中心に患者が増えている中東呼吸器症候群(MERS)を、感染症法に基づく2類感染症に指定することを決めた。 帰国者などで患者が確認される場合に備え、患者を診断した医師に直ちに届け出を義務付け、強制的な入院や就業制限を可能とする。 厚生科学審議会感染症部会で了承された。秋の臨時国会にも感染症法の改正案を提出する方針。2類感染症に指定されるまでの間は、政令で2類感染症相当の扱いができる「指定感染症」とする。 2類感染症には現在、ポリオ、結核、ジフテリア、SARS(重症急性呼吸器症候群)、H5N1型鳥インフルエンザが指定されている。 ttp://www.chunichi.co.jp/s/article/2014052801001658.html
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