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516 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2014/08/24(日) 13:02:14.71 ID:aqBDw7mP - 富士電機子会社が下した、仰天の「出向命令」
2011年7月。東京・八丁堀のオフィスで、そのやり取りは始まった。富士電機の子会社である 富士電機ITソリューション(FSL、現在は東京・外神田に本社移転)に勤務する40代男性の 松木さん(仮名)は、上司からの通告とともに、会社から書面を受け取った。それには、 主に以下の事項が記されていた。 出向先:株式会社 関東雇用創出機構(※編集部註:当時の社名、現在は日本雇用創出機構) 所在地:東京都千代田区 形態 :FSLに在籍のまま、他企業に勤務し、その指揮・命令・監督を受けて業務に従事する 業務内容:@自身の転職に向けた再就職活動      A再就職活動中の給与・賞与は100%支給し、      再就職支援会社への手数料は会社負担とする 期間 :半年間。但し、再就職先が決定した時点で会社都合退職とする
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517 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2014/08/24(日) 13:04:13.55 ID:aqBDw7mP - 目を疑った。これが意味するのは出向先への“片道切符の島流し”、
つまるところ事実上の退職勧奨ではないか――。松木さんはその場での承諾を 避け、会社側に再考を訴えた。だが、会社の方針は覆らない。その後も直属の 部長や人事部長、取締役などと、約3カ月、延べ20回以上にわたる面談が続い た。「君は勤務成績が悪い。10月にオフィスを移転する予定だが物理的にも 君の席はない」などとも伝えられた。 松木さん自身は会社を辞めることなど望んでいない。成績が悪いといっても、 松木さんは間接部門に在籍しており、評価基準や業績への貢献度も分かりづら い。そもそも、こんな形態の出向など聞いたことがない
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518 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2014/08/24(日) 13:07:49.01 ID:aqBDw7mP - 松木さんは日本雇用創出機構に「出勤」し、自分の転職先を探す「業務」を続け
た。当初の期間だった半年間では決まらず、出向は都度延長された。その前後 で、労働問題に詳しい弁護士に、この件を相談していた。そして2012年9月、 松木さんは出向命令の無効や損害賠償などを求めて、FSLを東京地方裁判所に 訴えた。松木さんは裁判を起こした後、2013年1月にFSLから出向を解かれたが 、自宅待機を命じられ、現在も自宅待機中である。FSLは、その後も松木さん に対して、会社に出入りしている清掃会社への出向や取引先である配送会社 への出向を命じたりしており、松木さんを元の職場に戻すことには否定的だ。 東洋経済はFSLの広報窓口である親会社の富士電機に、一連の件について取材を申し込んだが、 「係争中の案件のため、この件は取材には応じられない」(富士電機広報)との回答を得ている。
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