- ◆◆宮崎と押井と大友と庵野と今と…113◆◆
203 :名無しさん名無しさん[sage]:2020/09/29(火) 23:47:00.93 ID:zRMg6Nwh0NIKU - 【悲報】 日本映画界ブラックだった
https://cinemore.jp/jp/news-feature/1652/article_p3.html Q:おっしゃる通り、何とかしたいですよね。 内田:あとこれは直接的な解決案ではないのですが、公開時に配信契約とパッケージ契約でビジネスとして成立させる、というパターンも近年では生まれています。 これまでは毎日映画館を満席にしないと回収出来なかったものが、そうではなくなる。若い監督にとっては、新しいチャンスができたのは大きいかなとは思います。 まぁ、ヒットしても僕たちには一銭も入らないんですけどね(笑)。 Q:えっ……そうなんですか? 内田:これ、意外と知られていないですよね。日本の映画監督の印税は1.75%で、最低基準なんですよ。しかも興行収入からの印税はゼロで、二次(DVDや配信等)からしか発生しない。この情報を何人が知ってるんだろう? 僕自身、海外の映画祭に参加するようになって、海外との違いを初めて知りました。ここをもう少し上げて世界と同じにしてくれるだけで、食っていける監督が増えると思うんですけどね……。 Q:国内の映画監督の多くがバイトで食いつないでいると聞いて、衝撃でしたが、そういった事情があるのですね。 内田:僕たち映画監督は刷り込みのように、「映画は貧乏が当たり前・お金のことは考えちゃダメ・演出だけやってろ」と言われてきましたが、それはもういいじゃないかと思うわけです。サバイブの仕方をちゃんと考えていかないといけない。 僕自身もお金に対して無知だったので、最近は起業家の方たちとお話しする機会を設けているんですが、彼らは口をそろえて「映画界って面白いね」と言います。この業界って、ずっと変わっていないんですよね。他の業界から置き去りにされている。 結果、一部の人だけが儲けて、クリエイターが貧乏暮らしを強いられる。若い監督は次々出てくるけど、ほとんどが2?3年で消えていく。メジャー映画は、一部の大物監督たちが持ち回りのような形で製作されていく。やるせないですよね。若者が、映画監督に夢を抱けない状態ですから。
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