- 【和諧号中華之星新幹線】中国高速鉄道CRH9
453 :名無し三等兵[]:2011/09/04(日) 22:17:22.85 ID:iiP485EY - >>372
>人民君は貨物の増発のために高速鉄道は必要だと言うが説得力が全くありません。 いや、『貨物輸送の余裕を確保するためにも、(旅客の需要を振り分けるために)高速鉄道が必要だ』というのは、おそらく事実だろうと思いますよ。 ただしそれは高速鉄道を建設するための本当の理由ではありません。中国鉄道部が国務院(中国政府)を騙して、建設計画を承認させるための詐術です。 おそらく真相はこういう構図でしょう。 【中国が高速鉄道網の建設を強行した本当の理由】 前鉄道部部長の劉志軍ならびにその配下の鉄道部幹部&中国の建設業者が、大々的な国家プロジェクトを立ち上げる事で莫大な賄賂(鉄道部)と利益(建設業者)を得ようとした。 (※いつだって中国が国家的プロジェクトを立ち上げる時には、そこが利権と腐敗の温床になります) 【鉄道部が国務院を騙したペテン】 そのために彼らが主張したのは、こういう論法です、 『改革開放経済により裕福になった国民の移動が活発になり、貨物輸送を圧迫している』 『このままでは輸出産品の輸送がとどこおり、経済成長を維持する事ができなくなる』 ※実際に90年代〜2000年代にかけて中国の外資系企業では、中国の工場で生産した輸出産品を出荷しようにも、鉄道の輸送能力が貧弱なために荷物が貨物列車に積み込めないという事態が続出しました ※せっかく造った製品が貨物のホームで雨ざらしになって、売り物にならなくなっていくのです(もちろん中国側は、そんな場合でも弁済なんかしません)。 『さらに言えば、緊急事態においても人民解放軍の輸送を確保できない。有事の場合に、それでも良いのか』 とアッピールしたのでしょう。 中国において、“人民解放軍”は常にオールマイティーのカードです。 軍を口実にすれば、どんな無理でも通ります。 【中国高速鉄道の建設開始】 こうして国務院の承認を得た中国の高速鉄道建設は、圧倒的なスピードで進みます。 中国の国民も、鉄道部のプロパガンダを信じてこれを熱狂的に支持しました(その内の一人は、未だに鉄道部を信奉している“彼”です)。 何しろ、建設目的の一つに『人民解放軍の輸送力確保』を掲げているのですから汚職だろうが使い込みだろうが、やり放題♪ ※現に今年の2月には、高速鉄道の責任部署である中国鉄道部(鉄道省)の劉志軍部長(鉄道大臣)が汚職の疑いで失脚するという事件が起こっています。 ※香港の新聞『苹果日報』の記事によれば、劉前部長は高速鉄道建設に絡む汚職で、不正に8億元(約99億2600万円)を着服したとのこと。 ※また、中国高速鉄道の父と呼ばれた同じく鉄道部の技術部門のトップであった張曙光技師も同じ2月に、汚職の疑いで身柄を拘束されました。 ※張技師は中国の汚職事件でも過去最高額の28億ドル(約2246億円)を海外に預金していたことが明らかになっています。 仮に内外のメディアから『高速鉄道の高架橋は、どのような郷土計算で、どのくらいの鉄筋やセメントが使われているのか? 』と問われても、 『高速鉄道路線の強度は軍事機密に属する事項であり、質問に答える事はできない』と、突っ跳ねる事ができるのです。 【高速鉄道事故で、中国社会の闇が明らかに】←今、ここ ところが、世界が注目するの中で起こった今回の事故で劉志軍前鉄道部長らの財テク計画は頓挫したようです。 せめて自分が国外逃亡するまでは、事故が起きなければよかったんだろうけどねぇ……。
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