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◆Qi9TpTm1ZM
【和諧号】中国高速鉄道【中華之星】【新幹線】3

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【和諧号】中国高速鉄道【中華之星】【新幹線】3
871 : ◆Qi9TpTm1ZM []:2011/07/17(日) 20:39:37.73 ID:xFXGX6Yw
知財について知らない人が多すぎる。

特許は、製品ではなく技術や構造に対して与えられるもの。
だから、「E2やICE3の特許」があるわけではなく、いくつもの特許や工業的
所有権を実施して、E2やICE3という「製品」があるわけだ。

川重もシーメンスも、中国国内で適用する場合に限ってこの知財のライセンスを
与えたに過ぎず、もし中国が独自に外観が異なる高速鉄道を作って海外に
売ろうとしても、川重やシーメンスの知財が使われているなら、新たに契約を結び、
特許の使用料を払わなければならない。もちろん、川重やシーメンスが、使用を
認めないのも自由だ。

ライセンスを受けずに見よう見まねでパクッただけなら、どちらが先に開発したかで
争う余地もあろうが、このケースではライセンスを受けた証拠がある以上、
その言い訳は通用しない。だから、一度ライセンスを与えて、お互いの技術の線引きを
しておくことは、中国が海外ビジネスをしようとするのを明確に封じる効果があるんだよ。

【和諧号】中国高速鉄道【中華之星】【新幹線】3
872 : ◆Qi9TpTm1ZM []:2011/07/17(日) 20:41:18.00 ID:xFXGX6Yw

もちろん、中国が独自に開発した部分について、日本やアメリカで特許を取得すること
には何も問題はない。中国の戦略として、有効な特許を多数取得することで、今後
日本やドイツとの知財の使用契約を有利に進める目論見があるのだろう。

たとえば、かつて半導体の世界では、各社が競って基本特許を取得したため、
お互いの企業間で特許をプールして、いちいち支払いをしない、という慣行が生まれた。
しかし、かつての半導体のような黎明期の技術ならともかく、高速鉄道はある程度
完成された枯れた技術であり、後発の中国がホイホイ基本特許を取得できるほど
甘い世界ではない。

あたかも、中国が日本の新幹線の技術を使って自由に海外でビジネスを
しようとしているかのように報道されているが、マスコミや大学教授とかは
知財について最も無知な人たちなので、鵜呑みにしないように。




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